Royal Scandalの第4章

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『光』luzの3rdアルバム『Reflexión』の収録曲。

また、Royal Scandalの第4章を飾る曲でもあります。

Royal Scandalは、ボーカル・luz、作詞作曲・奏音69、イラスト・RAHWIAの3人から成るユニット。

2018年11月には、Royal Scandal楽曲を原案にした舞台も始まります。

そして、luzはその舞台に歌い人として出演。

舞台への期待がさらに高まるなか、今回紹介する『光』のMVが発表されました。

幻想的な世界を感じられる歌詞に聴き入ってしまうこと間違いなしの名曲

暗闇を照らしてくれる光は、この曲の中にありました。

luzの甘美な歌声に酔いしれてみませんか?

ルイスの過去

MVではRoyal Scandalの登場キャラクターであるルイスの過去が描かれています。

壮絶な幼少期を送ってきたルイスを照らした一筋の光。

白黒の世界が光を感じられるときだけ色付く演出が印象的です。

最後には明るい世界を見ることができたルイス。

彼の絶望と希望が美麗なイラストによって語られています。

2017年に初めてアルバム曲としてリリースされた『光』。

それがおよそ1年の時を経て、こうしてRoyal Scandalの楽曲としてMVが制作されました。

luzファンにとっても、Royal Scandalファンにとっても、これは嬉しい知らせだったはず。

謎に包まれていたルイスの過去も垣間見えて、より一層『光』の人気が高まりました。

幻想的な物語

この曲の歌詞1つの物語になっています。

それはMVと合わせて聴けばルイスの過去。

しかし、曲だけを聴くと、また別の物語が見えてくるはずです。

幻想的な世界に迷い込んで、非日常的な体験をしてみませんか?

曲の世界に入り込んでいく

夢醒(めざ)めるのは、いつも深い森の小部屋。
月も、影もなく……。
燃え尽きたような暗闇(くろ)。
凍えるほど静寂(しずか)。
枯齢(かれ)た木が嗤う。

出典: 光/作詞:奏音69 作曲:奏音69

この曲の主人公が生きている世界は、完全な暗闇に包まれているようです。

光がないのだから当然影もない。

体を温めてくれる灯火も、名前を呼んでくれる声もありません。

この曲の世界に広がる景色。

それが聴いている人の頭の中に浮かび上がるような歌詞ですね。

曲の冒頭だけで、この曲の世界に入り込むことができます。

まるで自分がこの世界の主人公になったような、そんな感覚になりませんか?

幻想的で寂しい世界の住人となった自分。

そんな自分を枯れた木が嘲笑っています。

新しい世界が始まる

扉を開けて逃げ惑っても、未知(みし)らぬ迷路(まよいろ)。
そこに射し込む、夜を切り裂くような
光が――

出典: 光/作詞:奏音69 作曲:奏音69

暗闇に包まれた世界から逃げ出そうと試みても迷子になるだけ。

行く当てもなく彷徨っていれば、突然目の前に光が射し込みました。

それは暗闇を一掃してくれるような強い光。

進むべき道を指し示すように世界を照らしてくれたことでしょう。

この光の正体はいったい何だったのか?

それについてはまだ謎のままです。

今はまだ、どこから射し込んでいるのかも分からない光に縋って進みます。

生まれて初めて見た光は、きっと何よりも確かなものに見えたはず。

これから新しい世界が始まる。

そんな期待に胸が弾みます。

七色の光の正体

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サビで暗闇を照らしてくれた光の正体が明らかになります。

自分を救ってくれた光。

新しい世界を見せてくれた光。

その光に手を伸ばせば、きっともっと素晴らしい景色を見られるはずです。

悪夢が終わる

さぁ現実(リアル)を視ましょう。恐がらずに、その眼で。
永い眠夢(ねむ)り醒ますのは Reflexion de la luz.

出典: 光/作詞:奏音69 作曲:奏音69