規則的にリズムを刻むピアノの伴奏にのせて、軽快なメロディが展開されていきます。
それはとても可愛らしく、カラダを左右に揺らして楽しみたくなるような雰囲気です。
しかしサビに入ると一転、壮大な雰囲気に早変わりします。
女性でも歌うのが難しいくらいのハイトーンが登場するサビメロ。
そしてそんな歌声を支える力強いバンドサウンド。
この雰囲気の切り替えがクセになる、魅力的なナンバーです。
第6位
haze
さわやかなイントロからはじまるこちらの楽曲。
TKさんが奏でるギターフレーズは不思議な雰囲気をまとっています。
聴いているうちに楽曲の世界に引きずり込まれるような気持ちになるでしょう。
サビ前に登場するピアノのサウンドも、この楽曲が持つ爽快感を加速させていきます。
しかしサビにはいれば…TKさんらしい展開ともいえそうですが、雰囲気はガラッと変わります。
さわやかさは残しつつも、今度は逆転して不思議な世界観が前面に押し出されるのです。
1曲で2度おいしい!とてもお得なナンバーですね。
第5位
P.S. RED I
こちらは映画「スパイダーマン:スパイダーバース」日本語吹替版の主題歌に起用されています。
TKらしいハイトーンから始まるこの楽曲は、思わず踊り出したくなるようなダンサブルな展開が魅力的。
しかし激しいロックサウンドがベースにある、非常にカッコいいナンバーでもあります。
また歌詞も非常に面白く、随所にスパイダーマンを連想させる単語が散りばめられています。
僕は奇跡を掴んだ Spider
僕は光を盗んだ Spyだ
出典: P.S. RED I/作詞:TK 作曲:TK
こんな風に、面白い言葉遊びもこの楽曲が持つ魅力の1つといえるでしょう。
第4位
Fantastic Magic
イントロから迫力満点なバンドサウンドで始まるのがこちらのナンバー。
TK from 凛として時雨の楽曲はどこか物憂げで、どこか悲しげで、哀愁の漂う楽曲が多い印象を受けます。
そんな印象に反してこれは終始アップテンポ!
ライブでも確実に盛り上がること間違いなしのノリノリなナンバーなのです。
しかしそんな楽曲でもTKさんらしさが感じられる理由。
それはサビで、魅力的なハイトーンボイスが思う存分発揮されているからでしょう。
スローテンポな楽曲と合わせれば切なげに聴こえる歌声も、この楽曲と合わさればまさに楽器のよう!
バンドサウンドと見事なまでに融合し、楽曲を盛り上げているのです。
第3位
Signal
スローテンポなナンバーです。
そのコード進行、ギターやストリングスのサウンドからは切なげな雰囲気が漂います。
この楽曲はアニメ「91days」のオープニングテーマでした。
このアニメは、家族を殺害された主人公による復讐劇を描いた物語です。
この楽曲の持つ重々しい、そして切なげで苦しげな雰囲気。
それがアニメにピッタリだとファンからも高く評価されたようです。