僕は孤独さ どうかそのままで
君が笑うたびに 無くなるはずもないのに
傷から目を逸らさない様に
憎しみよそばにいて 君を殺したいから
出典: Signal/作詞:TK 作曲:TK
実は主人公の少年は、復讐したいと思っていた相手を殺せずにいました。
復讐を目的にしながらも、相手を知れば知るほどに殺せなくなっていく。
そんな、複雑にぶつかり合う主人公の感情が痛いほど伝わってくる歌詞です。
第2位
katharsis
この楽曲は大人気漫画のアニメ版、「東京喰種トーキョーグール:re」のオープニング曲に起用されました。
TKさんの切なげな声から始まるこの楽曲。
イントロに入った瞬間に分厚いバンドサウンドが展開されていきます。
全体的にロックなサウンドが特徴的ですが、後半はストリングスのサウンドが大きく聴こえるようになります。
そのサウンドが、どこか物悲しく、胸が苦しくなるような雰囲気を増幅させているのです。
さらに最後の最後、転調して迎える最後の歌唱パートはとにかく壮大。
胸を直接握るかのような雰囲気を持っています。
語り掛けるような、誰かに叫ぶかのような、そんな歌声は力強く、まさに迫力満点なフィナーレです。
第1位
unravel
堂々の第1位はこちらの楽曲です。
彼を知らない人でも、もしかしたらこの曲だけは聴いたことがあるかもしれませんね。
こちらも「東京喰種トーキョーグール」というアニメの主題歌で、その世界観を大きく反映しています。
東京喰種とは、人間と人間を食べて生きる喰種(グール)が住む世界を舞台にした、石田スイ原作の作品です。
主人公は人間の少年でしたが、不慮の事故をきっかけに半喰種にされてしまいました。
そんな主人公と、彼を取り巻く人間や喰種たちの生活が生々しく描かれています。
そんな主人公の心の叫びが反映されているのが、冒頭のこのフレーズ。
教えて 教えてよ その仕組みを 僕の中に誰がいるの?
出典: unravel/作詞:TK 作曲:TK
実は主人公が半喰種のカラダになってしまった理由。
それは、その不慮の事故に巻き込まれた喰種の臓器を移植されたからなのです。
もともとその臓器の持ち主だった喰種は、主人公の中に棲みつき、彼はその幻影に悩まされ続けていました。
そんな主人公の苦悩が、痛いほど伝わってくるのがこのフレーズなのです。
また楽曲も非常に魅力的で、特にサビのハイトーンは圧巻です。
サビ直前のメロディはあまり音程に幅がなく、低めの音域で静かに進行しています。
しかしサビに入る直前、音域はオクターブも上に移動し、そのままハイトーンでサビが進行していくのです。
そんな難しすぎる楽曲を、難なく歌い上げるTKさんの歌唱力に圧倒されること間違いなしです。
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