【君のようになりたい/ジャングルブック】歌詞の意味を解釈！君のようになりたいのはどうしてなの？

「君のようになりたい」の原題は「I Wanna Be Like You」です。

この曲はアメリカで1967年公開のディズニー映画「ジャングル・ブック」の挿入歌です。

日本では1968年に公開されました。

この楽曲の内容は「ジャングル・ブック」の世界と深く関わっています。

そこでまず映画「ジャングル・ブック」について見てみましょう。

2016年に実写映画としてリメイクされていますので、併せてチェックします。

世界観を説明するために多少のネタバレがあります。

映画をこれからご覧になる方はご注意ください。

1967年公開の「ジャングル・ブック」はウォルトの遺作と言われています。

ディズニー作品は原作のうち少年モーグリ（モウグリ）が登場するいくつかの短編をもとに製作されました。

モーグリはジャングルの中でオオカミに育てられた少年です。

黒ヒョウのバギーラやクマのバルーに助けられ人間の世界に戻る物語です。

主人公モーグリの声はブルース・ライザーマンが務めました。

彼は「くまのプーさん」でクリストファー・ロビンの声を担当しています。

またバギーラの声はセバスチャン・キャボットが務めました。

彼は「くまのプーさん」でナレーターを担当したり「王様の剣」などにも出演したりしています。

さらにバルーの声はフィル・ハリスが務めました。

彼はのちに「ロビン・フッド」で相棒リトル・ジョンを担当しています。

このように主要キャラクターの声はディズニーにゆかりのある俳優が担当しています。

しかしこの「君のようになりたい」を歌ったキング・ルーイは異色の配役でした。

キング・ルーイは原作には登場しない、サルの王様です。

ディズニーランドでもアドベンチャーランド付近でよく見かけます。

そのときも、たくさんのサルを従えていることもあります。

ディズニーランドで遭遇したことのある方も多いのではないでしょうか？

そんなキング・ルーイの声を担当したのはルイ・プリマです。

彼はジャズの名曲「シング、シング、シング」の作者でもあります。

この曲はディズニーシーの「ビッグ・バンド・ビート」でも使われています。

そんなルイ・プリマがキング・ルーイとしてこの曲を歌い上げました。