この歌詞から推察するに、ビールボーイは家でもビールを毎晩あけているようです。

仲間と飲めば盛り上がるビールですが、1人でしっぽり飲むのも最高。

特に仕事で疲れた夜などは、ビールのうま味がギュッと胃にしみるものです。

時にワイワイと、時に静かにビールは1日の疲れを癒してくれます。

ビールボーイはそんなビールに親しみを覚えているのでしょう。

もはやパートナーのように毎晩を共にします。

居酒屋でも一貫してビール

とりあえずじゃねぇ 乗り換えるんじゃねぇ
乾杯から何杯足んない 飲まれても足らない

出典: ビールボーイ/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮

居酒屋では、「とりあえずビール」というフレーズをよく聞きます。

しかしビールボーイはそんな半端な心意気でビールを頼みはしません。

「とりあえず」ではなく「絶対にビール!」なのです。

また、人によってはビールからハイボールに乗り換えたりもします。

もしくはソフトドリンクに乗り換える人も。

しかしビールボーイにとってそれはご法度

最初から最後まで一貫してビールを楽しみ続けるのがビールボーイの美学です。

とんでもないレベルのビール愛を感じますね。

好きすぎてビールの気持ちに

酒の骨頂、それがビール

俺は豊富にホップを含んだ液体 これからも人々を癒して行きたい
俺がキングオブ酒 俺の任務 飲むだけ

出典: ビールボーイ/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮

この歌詞はビールボーイではなくもはやビール目線です。

ビールが自分について歌っているということになります。

ビールを称賛するあまり、ビール目線での歌詞が飛び出すケツメイシには感服です。

さらにこの部分の歌詞にはヒップホップのエッセンスが詰め込まれています。

自分を誉め称える、つまり自画自賛の歌詞はヒップホップの常套手段です。

まるでビールがイカしたラッパーになったかのような歌詞。

そして「豊富」と「ポップ」で韻を踏んでいるところにプロの腕を感じます。

美しい黄金の輝き

金色 輝き 一瞬の瞬き
つまりB・E・E・Rにビ・ビ・りな

出典: ビールボーイ/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮

ビールボーイとビールが自他ともに認める「酒の王様」

それがビールです。

ややこしいですが、この曲の中でビールはとにかく称賛されています。

金色というそのカラーも、王者にふさわしいきらびやかな色といえるでしょう。

実際、あの色と泡にテンションが上がる人も少なくありません。

ビールボーイはグラスに注がれるその姿を今日も待ちわびているのです。

もはや「ビールが好き」というレベルではなく、崇拝しているレベルですね。

ビールボーイはビールを崇拝

ビールへの愛

節制してせいぜい長生きするよりも
浴びるほど飲みまくり短命で終わりたい
これからもきっと一生 ずっと一緒居たい

出典: ビールボーイ/作詞:大塚亮二 作曲:田中亮

この歌詞からわかるのは、ビールボーイのあふれんばかりのビール愛です。

日々自分を楽しく、そして疲れを癒してくれるビールを敬愛しているビールボーイ。

世間のビール党の人はつくづくビール一辺倒で飲み倒します。

そして他のお酒に浮気しないのもまた、ビール党のビール愛によるものでしょう。

ビールボーイもそんなビールに魅せられた中の1人。

飲み過ぎは感心しませんが、絶対ビールをやめたくないという強い意志が感じられます。

飲み方の美学

やけ酒はNG