Aimer

Aimer(エメ)が武道館でLIVE!ライブビューイングを映画館で!?の画像

2011年からシンガーとして活動しているAimer。独特なその歌声に多くの人が魅了され、今ではアニメ映画、CMなど幅広いタイアップを獲得しながら知名度を高め続けています。

Aimerの最大の魅力はその声です。子どもの頃に声帯を痛め、その傷を完治させず残すことで特殊なゆらぎ方をする歌声を得たAimerは、透明感とハスキーさを併せ持った唯一無二のシンガーとして話題になりました。

また、幼少期から音楽が身近にある環境で育ったことで、キャッチーなJ-POPから壮大な曲、ジャズの要素がある曲までジャンルレスに歌いこなす表現力も彼女の魅力のひとつです。

最近は今まで謎に包まれていたその容姿をメディアに公開したことでも話題を呼び、今最も注目される女性シンガーのひとりとなっています。

A post shared by Aimer:[nZk] (@aimer.nzk) on


Aimer Live in 武道館 ”blanc et noir”

Aimer(エメ)が武道館でLIVE!ライブビューイングを映画館で!?の画像

活動開始当初はインターネットライブ『Live at anywhere』を幾度も開催する一方で、実際に観客を集めて生でその歌声を披露するライブはあまり行われておらず、謎のアーティストとしての印象が強かったAimer。

しかし近年は一転して、観客を動員するライブも積極的に行われ、遂に自身初となる武道館単独ライブAimer Live in 武道館 ”blanc et noir”」も開催されました。

Aimer初の武道館ライブ

Aimer初の武道館ライブ「Aimer Live in 武道館 ”blanc et noir”」は、2017年8月29日に開催されました。

動員数はおよそ13,000人を記録し、Aimerの人気・話題性の高さが現れる動員結果となりました。

ライブでは「蝶々結び」や「RE:I AM」といった有名な代表曲から「六等星の夜」といった初期の楽曲まで披露されました。新しいファンから長く応援してきたファンまで楽しめるセットリストだったといえるのではないでしょうか。

さらに、2017年10月11日発売予定の新しいシングルから「花の唄」「ONE」が初披露され、ファンにとっては嬉しいサプライズになりましたね。

初の武道館ライブながら、全方位を観客に囲まれた中で堂々とした歌声を見せた名演として話題になりました。

当日は映画館でのライブビューイングも

武道館ライブの模様は、ライブ当日に全国の映画館でライブビューイングとしても披露されました。

「blanc」と「noir」のタイトルにあわせて、真っ白なドレスと真っ黒なドレスで登場する2部構成となったこのライブ。その模様は、Aimerの壮大で魅力的な曲たちも合わさって独特の雰囲気を生み出しました。

どこか不思議な世界観が魅力のAimerのライブは、映画館で観るとまるでひとつの物語を見ているようなファンタジックさに溢れていたでしょうね。

ライブタイトルにもなったベストアルバム

武道館ライブのタイトル「blanc et noir」ですが、これは2017年5月に発売されたAimer初のベストアルバム「blanc」「noir」からとられています。

真っ白なジャケットが印象的な「blanc」と、対照的に真っ黒な「noir」という2作同時発売のアルバムとなった本作。

オリコン週間チャートではそれぞれ3位、4位を記録し、同時にオリコントップ5入りを果たしました。

BEST SELECTION "blanc"

Aimer(エメ)が武道館でLIVE!ライブビューイングを映画館で!?の画像

可愛らしい白猫のジャケットが印象的な「blanc」には、バラードなど穏やかな曲調の作品が多く収録されています。

デビュー曲「六等星の夜」やRADWIMPSの野田洋次郎から提供された「蝶々結び」、シングル曲「茜さす」などが並び、Aimerの優しい歌声が詰まったアルバムです。

BEST SELECTION "noir"

Aimer(エメ)が武道館でLIVE!ライブビューイングを映画館で!?の画像

一方で、クールな黒猫のジャケットが特徴の「noir」には、アップテンポな曲やシリアスな曲が中心に収録されています。

アニメ「機動戦士ガンダムUC」シリーズの主題歌になった「StarRingChild」や「RE:I AM」、印象に残るタイトルの「誰か、海を。」など、緊張感のあるAimerの世界観が見られるアルバムです。