名曲中の名曲
Official髭男dismのファーストアルバム「Traveler」は名曲揃い。
1.イエスタデイ
2.宿命
3.Amazing
4.Rowan
5.バッドフォーミー
6.最後の恋煩い
7.ビンテージ
8.Stand By You
9.FIRE GROUND
10.旅は道連れ
11.052519
12.Pretender
13.ラストソング
14.Travelers
出典: Traveler/Official髭男dism
CD収録曲14曲のうち7曲がタイアップ曲というのは驚きです。
メジャーデビュー後初めてのアルバムとはとても思えません。
その中でもファンの間で「名曲」との呼び声が高い曲が「ビンテージ」です。
作詞作曲したVo/Pfの藤原聡さんはアルバム発売前日にこの歌詞を座右の銘にするとツイート。
それを自身のTwitterのプロフィール欄にも記載しました。
「このBメロを座右の銘にしてしばらく生きて行こうと思っております笑」
10月8日のVo/Pf 藤原さんのツイートはこちら!
「君」と出会う前の「僕」
顔色を窺って、自分を抑えて
1番のAメロは「君」と出会う前の「僕」について。
何かに怯えながら生きているような、そんな息苦しさが感じられます。
口喧嘩なんかしたくもないから
細心の注意を払って生きてた
出典: ビンテージ/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
喧嘩になるくらいなら自分の意見は出さない方がいいかな。
そんな思いで自分の考えをなかったことにした経験はありませんか?
細心の注意を払って生きてた「僕」。
常に周りの様子を窺って、波風を立てないよう努めてきたのですね。
自分を傷つける方が楽だった
率先して自分のことをけなすのは
楽だけど虚しくて
出典: ビンテージ/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
それだけに留まらず、彼は率先して自分のことをけなしていたのです。
何故そんなことをするのでしょうか。
口喧嘩をするよりも自分の意見を口にしないことを選ぶ彼。
場の空気が沈んでいる時やピリピリした空気になった時。
自分をけなすことで笑いを誘っていたのでしょうか。
他の誰かをからかうのではなく自分を貶める彼は心優しい人です。
しかしその優しさは彼自身を苦しめていました。
自分で自分のことをけなした彼には虚しさが残るのでした。
理想の人間像
悲しい過去なんか1つもないのが
理想的だって価値観を持ってた
出典: ビンテージ/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡