Official髭男dismによる朝を彩るポップミュージック
「めざましテレビ」テーマソングに抜擢!
今や国民的ポップバンドとして大勢に愛されている、Official髭男dism。
今回ご紹介する楽曲はそんな彼らのミニアルバム『HELLO』より、表題曲の『HELLO』となっています。
毎日大勢の人が、朝の時間を過ごす際のお供としているであろう「めざましテレビ」。
その主題歌にも抜擢されたため、きっと「聴いたことがある!」という方も多いのではないでしょうか。
MVもあわせてチェックして
こちらの楽曲には、MVも公開されている様子。歌詞とあわせてぜひチェックしてみては。
軽やかでポップなシンセサイザーの音をイントロに、爽やかな開放感が広がる本曲。
MVではヒゲダンメンバーの演奏シーンや、様々な人々の生活の1シーンを切り取ったような映像が見られます。
色取り取りの紙吹雪が舞う中で独り踊る人物や、遠くを見つめながら窓辺に佇む少女。
老齢の女性や子供たちの明るい表情も印象的ですね。
本作をテーマソングとして抜擢している「めざましテレビ」のように。
老若男女様々な世代の人々の朝を、生活を彩る。そんな曲であることがうかがえます。
さて、ここからはそんな『HELLO』の歌詞について、早速解説していきましょう。
本作では、一体どのようなメッセージが歌詞に込められているのでしょうか。
なお、一部重複する歌詞については省略してご紹介したいと思います。
早速歌詞を見ていこう
調子の外れたBGMも心を許せる君とだから
Hello
アンバランスなBGM 歌い出した僕ら
それだけの事が嬉しいのは
お世辞も背伸びも要らないただの僕らで
そのままでいいって 信じられたから
出典: HELLO/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
町行く中で、ふと聴こえたBGM。気づけばそれをふんふんと歌っていたことはありませんか?
無意識の鼻歌を誰かに聞かれるのは、恥ずかしいものがあったりしますね。
けれどそれは一緒に居る人にとっては、相手が機嫌のいい証拠。
そんな一面を見られて嬉しくなる、なんて方もきっといるのではないでしょうか。
お世辞にも上手くないし、時には調子が少し外れたりもする。そんな隣を歩く人の鼻歌。
ですがそんな、ある意味で素の顔を見せられる相手というのは、とても貴重な存在です。
無理をしない自然体でも一緒にいてくれる。そんな相手と共に過ごす時間。
普段は当たり前のそんな日々は、思い返せばとても幸せで尊いひと時であったりするのかもしれません。
あのビルの屋上見下ろす
街中の景色でも敵いやしない感動
作ろう君と産声のようなハーモニーを
出典: HELLO/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
ビルの屋上から見下ろす、街中の景色。
自分達の普段暮らす街を一望する光景は、普段あまり見られないものだったりもします。
だからこそ、その景色を眺められた時には、強く感動を覚えることもあるのではないでしょうか。
ですが普段の何気ない幸せな時間を共に過ごすひと時も、改めて考えると数多くの奇跡でできています。
もしあの時出会わなければ、もしあの時あの場所にいなければ、もしあの時その言葉を口にしなければ。
何か一つでも違う選択肢を取っていたならば、今の幸せな時間は自分の手元にはありません。
そう考えると、大切な人と共に過ごす日常の、今この瞬間が。
たくさんの奇跡の積み重ねでできていることに、大きな感動を覚えませんか?
君がいるから無駄な一瞬なんてない
HELLO 360度 僕らを包むこの世のBeautiful
思わず忘れたよ 無傷で生きるバリアを張ってたってことを
そんなものもう必要ないと 気付かせてくれた僕のヒーロー
笑い合えただけで どうにもならないほど溢れるありがとう
出典: HELLO/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
毎分毎秒、いつどんな時も。私たちの生活に、無駄な瞬間など一瞬たりともありません。
今この瞬間も、二度と訪れない貴重な時なのです。
その一瞬一瞬で、私達は嬉しくなったり悲しくなったり、時には傷付いたり悲しくなったり。
辛いことや悲しいことを避けようと、何もしなくなってしまう時だってきっとあることでしょう。
けれど、それを恐れる必要はありません。
私たちが日常で手にする感情や出来事は、全てこれからの自分のためにあるのですから。
それを気付かせてくれるのが、きっと何気ない時間を幸せな時間を。
心から笑い合って共に過ごせる、自分のヒーローとも呼ぶべき大事な人なのではないでしょうか。
普段は面と向かっては照れくさくて言えないけれど、とても大好きで感謝しているよ。
大切な相手に向かっての思いが読み取れるような、そんな歌詞ともなっていますね。