sonar platinumとは
sonarは、パソコンに録音した楽曲を編集したり打ち込みによる作曲を行なったりできるDAWソフトです。
sonarを使えばギターやピアノを使って作曲した曲をアレンジするだけでなく、作曲自体が可能になります。
たとえ実際には楽器を演奏する技術を持っていなかったとしても、マウスで入力することによって電子楽器の音を奏でることができるというわけです。
sonarはアメリカCakewalk社が、高音質な録音にこだわってDSDレコーダーの開発を行なって来たTASCAMの協力のもと誕生させました。
高音質なファイル変換を実現し、見た目が美しくわかりやすいインターフェースを備えたDAWソフトとして知られます。
そんなsonarの機能をたっぷりと堪能できるsonar platinumは、高品質かつ多種多様な音源をバンドルしています。
そのため、自分で音源を用意しなくてもすぐに作曲をスタートできることが特長です。
度重なるアップデートによってますます進化したsonar platinumの機能を簡単に振り返りつつ、新機能について解説していきます。
基本的なDAWソフトの使い方
sonarは、Windows専用DAWソフトです。DAWソフトは、DTMを行なうためのツールとしての位置づけられています。
これからsonar platinumでDTMを始めようとしている人向けに基本的なDAWソフトの使い方を簡単に解説します。
DAWソフトでできること
- たくさんの音を重ねて録音できる
- 電子楽器を自動で演奏させる
- 音楽を切ったりつなぎあわせたりする
DAWソフトを使うために必要なもの
DAWソフトはパソコンにインストールして使用します。
しかし、ボーカルや楽器の音を録音したい場合には、パソコンの他にも必要なものがあります。
それは、オーディオインターフェースです。楽器による演奏を録音したい人は必ず用意しましょう。
パソコンにもマイクを接続する機能がありますが、パソコン本体のノイズが入ってしまったり音質が悪かったりと、本格的な楽曲制作のために使用できるレベルのものではありません。
sonar platinumのこれまでのアップデートについておさらい
sonar platinumの新機能に触れる前に、最近アップデートされた機能について軽くおさらいしましょう。
mp3のエクスポートが可能に
2017年4月のアップデートで、mp3エンコーダーを別途使用しなくてもmp3形式でエクスポートできるようになりました。
トランスフォーム・ツールが追加
トランスフォーム・ツールで選択したエリアをマウスで操作することで、コントローラー表示部分の編集を視覚的にできるようになりました。
編集エリア内を選択し、点線で囲まれた四隅をクリック&ドラッグするだけなので、単純明快です。
トランスフォーム・ツールを使えば、選択した特定のエリアにあるデータを圧縮したりカーブを調整したりと細かい編集作業が可能になります。