「Before Yesterday」
可愛らしいメイド服を身に纏い、アグレッシブなラウドミュージックを奏でる5人組ロックバンドBAND-MAID。
そんな彼女達の大人気ナンバー「Before Yesterday」は、2016年5月発売のミニアルバム「Brand New MAID」に収録!
萌え系ファッションとパワー全開なメタルの融合が国内外問わず多くの音楽好きの心を鷲掴みにしている彼女達ですが、この曲も例に漏れずハードコアな演奏が楽しめます!
えぐるように打ち込まれるドラム、可憐に激しく響かせるギターリフ、重々しくもお洒落に飾るベースライン。ハイセンスな演奏に負けないボーカル。
ホントに聴いてて自然と身体中に力が湧き上がってくるような魅力に溢れた一曲となっています!
不穏さを感じさせる曲全体の雰囲気、ロックらしい空間を切り裂くような激しい演奏スタイル、そして胸を熱くさせるエモーショナルなサビの盛り上げ。
個人的な好みで言うと、全8曲収録の「Brand New MAID」で一番好きなナンバーです。
髭を生やしたゴリゴリのオジサンではなく、“萌え文化”の象徴であるメイドさんがこんなハードかつ卓越した演奏するんだもん。人気でないはずがない(笑)。
ミニアルバム「Brand New MAID」
テンションをガツンと上げてくれるロック要素だけでなく、どこかメランコリックで切なさを感じられる要素も十分な3rdミニアルバム「Brand New MAID」。
今回ご紹介している「Before Yesterday」の他にも、海外でも愛されたBAND-MAIDの人気曲「alone」や、メタルらしい疾走感が楽しめる「Brand-New Road」など。
本作はCD&DVD入りのTYPE-AにCDオンリーのTYPE-Bの2種類(TYPE-Bは9曲収録)での提供!
TYPE-Aでは、「the non-fiction days」、「ORDER」 、「alone」のMVを収録。
TYPE-Bは彼女達のライブ定番曲「REAL EXISTENCE」をライブ仕様で堪能できます!
ちなみに「REAL EXISTENCE」は、2ndミニアルバム「New Beginning」に収録されているナンバーです。
“実力派ロックバンド”と呼ばれるのも納得できる珠玉の逸品です!ロックマニアな皆さんの期待を裏切らない内容ですので是非ご堪能あれ!
1. the non-fiction days
2. LOOK AT ME
3. ORDER
4. Brand-New Road
5. YURAGU
6. FREEDOM
7. Before Yesterday
8. alone
出典: Brand New MAID/BAND-MAID
迫力満点な本作のPV
BAND-MAIDの可愛さやスキルの高さを間近で感じられるPV
舞台はアメリカ・シアトル。3000人オーバーの動員数を記録したアニメイベントSakura-Con 2016にて、多くの観客を熱狂の渦に巻き込んだライブ映像です。
黒のファッションを着込みシアトル市内を渡り歩くBAND-MAIDの面々。
時にはレコード店でショッピングを楽しんだり路上で記念撮影をするなどの一幕は、彼女達がヘヴィメタルを得意とするロックバンドだということを忘れさせてくれるよう。
そして合間合間で挟み込まれる現地でのライブシーンは見応え十分!映像を観ているだけでも当時のライブの熱気が伝わってきます。
髪を振り乱し奏でる抜群にノリの良いサウンド、会場に響き渡るカッコ良い歌声。
たとえ言葉は通じなくても、そのハイセンスな歌唱力に聴く者の身を震わすサウンドは、海外の音楽好きのハートすら魅了しました。
歌詞をチェック!
恋人との別れ
さよならした日が終わってく
カラッポの朝がそこまで来てる
脱ぎ捨てた服はそのままだし
部屋の風景は変わらないのに
出典: Before Yesterday/作詞:中村彼方 作曲:岡本仁志
歌詞を見る限り、「Before Yesterday」は恋人と破局した後の日々について語っている歌だということが分かります。
恋人と別れてしまった翌日のことでしょうか?
"カラッポの朝"。いつも隣にいて当たり前だった最愛の人がもういない朝を迎え、喪失感に苛まれている様子が浮かんできます。
破局という悲しみを経験し胸中は穏やかではないけれど、部屋は幸せだったあの頃のまま…。
まるで自分だけが時代に取り残されてしまったような何とも言えない虚しさが、読んでいて伝わってきます。
まるで深淵に陥ったような心理描写
But now I'm so hard on myself
テーブルを照らす光
The sunshine is far too bright
苦しめられる
出典: Before Yesterday/作詞:中村彼方 作曲:岡本仁志