愛について深く考えさせられる
愛について深く考えさせられるMACOの『君が教えてくれたもの』。
『交換日記』というアルバムに収録されています。
大切な人ができて初めて気付くこと。
愛しいという感情が教えてくれること。
誰かを愛する気持ちは、私たちを人として成長させてくれるようです。
幸せってこういうことなのかも。
この曲を聴けば、今まで見逃していた小さな幸せにも気付くことができるでしょう。
何気ない日常に感謝するため、愛について深く考えてみませんか?
愛に温められる
モノクロームの映像で進められていきますが、最後にまるで灯がともるように色が付きます。
これは心が愛に温められていく様子を表しているのではないでしょうか?
過去の悲しみや後悔から心が凍てついていても、愛があれば何度でもやり直せる。
歌詞のなかでも歌われていることが、MVでも表現されています。
シンプルな映像のなかに隠された、温かなメッセージ。
このMVを見ていると、なんだかほっとした気持ちになりますね。
ふとした瞬間に思い出す存在
ここからは聴いているだけで心が温かくなる『君が教えてくれたもの』の歌詞について解説していきます。
ふとした瞬間に、いつも思い出す人。
そんな存在が、あなたにもいませんか?
意識していなくても、自分の心のなかにいつでもいてくれる。
隣にいなくても傍に感じられる存在ほど、心強いものもないでしょう。
夕焼けを見て君を想う
少し肌寒い夕焼けを見ると
必ずと言っていいほど君を想う
出典: 君が教えてくれたもの/作詞:MACO 作曲:UTA・MACO
この曲の主人公がふとした瞬間に思い出す「君」という存在。
君が主人公にとって大切な人であることは、言うまでもありません。
主人公は君と一緒に夕焼けを見た思い出でもあるのでしょうか?
いつか君の隣で見た夕焼け。
それがひとりの時も思い出される。
主人公の心のなかにはいつでも君がいるということが分かりますね。
歌詞のなかには「肌寒い」とありますが、君のおかげできっと心は温かくなっていることでしょう。
また、夕焼けを見ているということは、このときの主人公は家に帰る途中なのかもしれません。
夕焼けの色に染まった帰り道。
主人公は「はやく君に会いたい」という気持ちで、家に向かっているのではないかと思います。
大切な人と共に歳をとっていく
こんな風に人は
歳をとっていくんだね
ずっと胸の真ん中で
消えない思い出たち
出典: 君が教えてくれたもの/作詞:MACO 作曲:UTA・MACO
「こんな風に」とはつまり、大切な人のことを想いながらということ。
君と過ごしたかけがえのない日々。
今の日常もいつかは思い出に変わってしまうけれど、それさえも主人公は愛おしく感じているのでしょう。
胸のなかにある「消えない思い出たち」と共に生きていく。
そんな主人公の隣には、もちろん君がいるはずです。
君が隣にいないときも君を想い、大切な今を思い出に変えていく。
そうやって人は歳をとっていく。
ここの歌詞で歌われているのは、そういうことなのではないかと思います。
大切な人と共に歳をとっていくということが、どれだけ幸せなことであるかが伝わってきますね。
『君が教えてくれたもの』とは?
サビで歌われているのは、主人公が君から何を教えてもらったのかということです。
ここの歌詞を読み解けば、タイトルに込められた想いも自然と伝わってくるはず。
『君が教えてくれたもの』とは、いったい何だったのか?
その答えが明かされます。