堂村璃羽について
淡路島出身のラッパー
堂村璃羽と書いて「どうむら りう」と読みます。
1998年生まれの兵庫県淡路島出身のラッパーです。
2018年に通っていた大学を中退し上京。
同年11月に事務所に所属しました。
ソフトな語り口と率直で独特な歌詞が心に染み入ってきます。
際どい描写も多く、人間関係の矛盾などにズバッと切り込み。
MVをチェック!
ちょっとうざいかもだけど
君からすれば素直な愛は
うざいだろうし くさいだろうな
僕も知ってる それでもいいよ
今伝えなきゃいけない気がするから
出典: 君がいない場所/作詞:堂村璃羽 作曲:堂村璃羽
この曲に登場する彼女は、主人公には気がなさそうです。
ですからそんな人から告白されても嬉しくもなんともないでしょう。
主人公はそれが分かっているけれど、彼女に告白をしているのです。
MVの画像からすると何かあったのでしょう。
泣いている彼女の頭を撫でてなだめています。
振られてしまったとか何かでしょうか?
いわば彼女が落ち込んでいる時。
そんな時に慰めたいという気持ちもあるのでしょう。
今いわなければいけない気がして気持ちを伝えるのです。
たとえうざがられたとしても。
それが主人公なりの愛情表現なのでしょう。
熱烈な愛
漫画の世界みたいにさ
何日後に死ぬかわかってるなら
僕みたいな愛の伝え方は
きっと誰もがしているだろう
出典: 君がいない場所/作詞:堂村璃羽 作曲:堂村璃羽
もし数日後に死ぬのが分かっていたら、誰もが好きな人に熱烈に愛を伝えるのではないでしょうか?
主人公はそれほどまでに熱く愛を語ります。
「ちょっと重いかも…。」
と思いつつ、漫画ならこれくらい普通さ、と自分を鼓舞しています。
きっと主人公はこれまで気持ちを押し殺してきたのでしょう。
好きだけど彼女にその気がないことが分かっていたので、何も伝えずにずっと見守ってきたのではないでしょうか。
そしてついに今日、千載一遇のチャンスがやってきたのです。
彼女にとっては辛い局面かもしれませんが、主人公にとっては…。
弱った心を優しく包み込めばこちらを向いてくれるかもしれません。
卑怯といえば卑怯なのかもしれませんが、絶好のチャンスを逃すわけにはいかないでしょう。
相当の覚悟で
明日死んでもいいと思うほど
明日もしも死んでしまうほど
君に少しでも覚えられるよう
僕は今日も素直に伝えるよ
出典: 君がいない場所/作詞:堂村璃羽 作曲:堂村璃羽
明日死んでしまっても良いと思えるほどに愛を伝える。
主人公は相当の覚悟をしています。
こんな熱烈に愛を伝えられたらその気がなくても嬉しいのではないでしょうか。
彼女は幸せ者のようです。
ちょっとでも記憶に残りたいという気持ちで愛の告白をする主人公。
果たして彼女の返事はどうなのでしょう?
気になるところです。
ここまで彼女のことを思っているのだから、うまく行って欲しいですが。
曲が後半に差し掛かるに従って結果がはっきりしてきます。
恋とは無情なものです。