ドラマ「西遊記」の主題歌

ゴダイゴ

「モンキーマジック」は日本のロックバンドゴダイゴ」の曲です。

GODIEGO(ゴダイゴ)は、1975年に結成された日本のバンド。日本のプログレッシブロックバンドの草分け的存在。1970年代後半から1980年代前半にかけてヒット曲を連発し、日本の音楽界に多大なる影響を与えた。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴダイゴ

デビュー当初からドラマ主題歌に使われるなど活躍をしていました。

しかし「西遊記」をきっかけに、一気にメジャーなバンドになったのです。

ドラマ「西遊記」はこの「モンキーマジック」が主題歌でした。

またエンディングテーマ「ガンダーラ」もゴダイゴが担当しました。

この2曲は同時にヒットし、テレビ番組の出演も増えました。

フジテレビ系の「夜のヒットスタジオ」に出演したときの映像がありました。

ボーカルのタケカワユキヒデさんは日本人です。

またキーボードのミッキー吉野さんとギター浅野 孝已さんも日本人です。

ベーススティーブ・フォックスさんはハーフで日本で生まれ育ちました。

ドラムトミー・スナイダーさんはアメリカ人です。

当時日本人が中心のグループが全編英語で歌う曲というのは珍しかったと思います。

ドラマ「西遊記」

【モンキーマジック/ゴダイゴ】歌詞を和訳とともに解説!誰もが西遊記を思い出す名曲は誰がカバーした?の画像

「モンキーマジック」は完全に「西遊記」のために作られた曲です。

そこでドラマ「西遊記」についても、少し見ておきましょう。

もとになっているのは中国のお話「西遊記」です。

ドラマ「西遊記」は日本テレビが1978年から1980年にかけて制作しました。

1978年10月~1979年4月にパート1、1979年11月~1980年4月にパート2を放映。

どちらも主題歌はこの「モンキーマジック」でした。

筆者も当時リアルタイムでこのドラマを見ていました。

放送翌日にはみんなで棒を振り回して悟空のマネをしていたのを覚えています。

また夏目雅子さんが三蔵法師を演じているのも魅力のひとつでした。

ただ女性が男性のお坊さんの役を演じている設定は子供には難しかったです。

この番組を見ていた世代は三蔵法師は女性だと思っている人も多いかもしれません。

この番組にリスペクトしてなのか、三蔵法師役は代々女性が演じていますしね。

宮沢りえさん、牧瀬里穂さん、深津絵里さんなどが三蔵法師役を担っていました。

また、「西遊記」は海外でも放映され人気を博しました。

イギリスでは「Monkey!」というタイトルで放送されていたようです。

アルバム「MAGIC MONKEY(西遊記)」

【モンキーマジック/ゴダイゴ】歌詞を和訳とともに解説!誰もが西遊記を思い出す名曲は誰がカバーした?の画像

ドラマ「西遊記」のスタートと同じ1978年10月に「MAGIC MONKEY(西遊記)」がリリースされました。

このアルバムドラマのサウンドトラック盤でした。

しかし同時にゴダイゴのオリジナルアルバムでもあるという位置づけで発表された作品でした。

その中に、もちろん「モンキーマジック」も収録されています。

ここではアルバムイントロ部分から続く形になっています。

アルバム収録の「モンキーマジック」をお聞きください。

このアルバムにはエンディングテーマの「ガンダーラ」も収録されています。

さらに他の挿入歌も多く収録されていますので、チェックしてみてくださいね。

シングルレコード発売

【モンキーマジック/ゴダイゴ】歌詞を和訳とともに解説!誰もが西遊記を思い出す名曲は誰がカバーした?の画像

アルバムから「モンキーマジック」がシングルカットされたのは12月25日でした。

カップリング曲はドラマで猪八戒の挿入歌だった「A Fool!」です。

歌詞の世界

「モンキーマジック」は全編英語ですので、当時の子供たちが歌うには難しかったです。

ただしサビで「モンキーマジック」を繰り返すところなどは、みんなで大合唱でした。

当時も歌詞の意味を大人に聞いて教えてもらった覚えがあります。

そんな英語詞を日本語で解説していきたいと思います。

作詞は日本人の奈良橋陽子さんが担当しています。

ゴダイゴの楽曲は英語詞のものがほとんどですが、この奈良橋さんが主に作詞しています。