テレビアニメ「ワンピース」ED

TOMATO CUBE【私がいるよ】歌詞の意味を解釈!“二人のため”とは?君との関係性について紐解くの画像

TOMATO CUBEの【私がいるよ】は、2001年4月25日にリリースされました。

テレビアニメワンピース」のエンディング楽曲です。

アニメを観ていた方には懐かしいと感じられる曲調ですが、歌詞にはステキなが詰まっていました。

この楽曲は、好きな人との関係がうまくいかない友人を励ますような歌です。

そばにいてあげるからと背中をさすってくれるよう。

また「あなたのために」のように、好きな人を信じるという気持ちを感じられる楽曲です。

この楽曲内での「好き」とは、ラブではなくライク。

ボーカルの西村ちさとさんの歌声が愛おしいという気持ちを倍増させます。

【私がいるよ】の作詞は西村ちさとさんが担当し、作曲は山本全さんが行いました。

傷ついたあなたを支える

励ますように

私がいるよ

出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全

この楽曲のタイトルでもある【私がいるよ】とは。

これは、傷ついてしまった友人へ宛てた言葉なのだと考えられます。

曲が始まってすぐに伝えられるこの言葉は、最も重要なのでしょう。

それほど友人に理解してほしいことであり、傷心の彼女(もしくは彼)を支えてあげたいと思ったのです。

そして励ますようにいつでも近くで見守ると決心したのでしょう。

泣いていいよ

大きな声で 笑って イイ気なもんね
傘もないのにどしゃ降り 目も当てられない

出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全

1行目の歌詞では、皮肉のようなものを言っています。

これは「なんで嘘をつくの?」と友人に対しての怒りのようなものです。

1行目の友人の様子がというのは、2行目の歌詞を読み取ればわかります。

どしゃ降り」とは心の中のことです。

このことを知っていた私は友人に対して「嘘をつかないでよ」と言っているのでしょう。

しかし怒っているのは友人に対してだけではないようです。

友人を傷つけた相手嘘をついた友人、この2人に怒っています。

2行目の最後にある歌詞は、傷ついた友人を見て自分も胸を痛めている様子。

この様子から、私は友人をとっても大切に思っていることがわかります。

頑張れって背中を押してあげる

悩んでいるあなた

赤いシグナル 点滅 立ち止まって
君は迷って 一歩も 踏み出せないで

出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全

好きなのに先へ進めない悩んでいる友人

このシーンはこのような状況なのだと読み取ることができるでしょう。

1行目は信号待ちをしているような状態を指します。

それは友人の心が停止信号を出していて、なかなか前に進めないようです。

2行目にある通り、友人はとても悩んでいるのでしょう。

「好きな人に対しては慎重になってしまう」という気持ちが表れているシーンです。

大丈夫、頑張って

いつかもらった 下手な鼻歌より 威力はないけど
ちょっとゆるんだ ネジを巻くよ

出典: 私がいるよ/作詞:西村ちさと 作曲:山本全

この楽曲の主人公である私は、なぜここまで友人のために動けるのでしょうか。

それはずいぶん前友人助けてもらったというのようなものがあるからです。

恩といえば大げさに感じてしまいがちですが、私にとってはそれくらい嬉しかったこと。

その恩を感じている様子がわかる部分が1行目の歌詞です。

深く感謝をしているからこそ、あなたのために力を貸したいと心から思っているのでしょう。

1行目の最後の部分で「微力だけれど」というような意味の言葉があります。

その言葉がより感謝しているという気持ちを強くさせているといえるのです。

そして続く2行目には、もっとやる気を出してもらおうと背中を押している状況が感じられます。

何かあったら慰めてあげる