恋人との究極に悲しい恋の結末とは?
出会った日から別れまでが歌われている「Promise」は ”二度と果たされない約束””もう何も語ることも出来ない”など 一般的な失恋ソングには使われないような究極に悲しいフレーズ使われています。
その失恋が意味するものというのは恋人との永遠の別れ、
すなわち”死”になります。
恋人との死別を経験すると通常の何倍もの悲しみが込み上げてくると言われています。
この涙はいつとまるのだろうか?この胸の苦しみはずっと続くのだろうか? いつになったら新しい恋愛を始められるのだろうか?
そんな感情がつきまとって離れません。
主人公と彼の出会いから幸せな情景も一緒に歌われいるので、 そんな時間が存在していたことも考えると一層切なく悲しい結末です。
倖田來未「Promise」の歌詞の意味
初めて 目が合ったその日から
毎日 一緒に過ごしていたね
暖かい腕の中いつも
あなたの寝顔 見つめ髪をなでて
出典: Promise/作詞:Kumi Koda 作曲:Daisuke "D.I" Imai
曲の出だしは恋人との出会いの情景が歌われています。
「初めて目が合ったその日から…」とあるので2人の恋は一目惚れから始まったのでしょうか?
”暖かい腕の中いつも”はベットの中での2人を連想します。 主人公の彼女が彼の寝顔を見つめながらゆっくりと髪をなでているような光景が浮かびます。
微笑みあった日々が今でも
忘れられず いるんだ病む心
見えない背中いつまででも
追いかけてまた ふと我にかえってしまう
So I make a promise
出典: Promise/作詞:Kumi Koda 作曲:Daisuke "D.I" Imai
2人で一緒に笑い合う日々、そんな日々を忘れられずにいる主人公。
ここで2人の間に何かあったことがわかります。
「見えない背中…」からは、もう彼の背中をみることができないのに追いかけている彼女の姿が映ります。
”So I make a promise”には「約束したのに」という意味がこめられているような感じがします。
あなたの存在大きかったと
今になってやっと気付いた
二度と果たされない約束
いつまでも この胸に しまったままで
You don’t say say good bye
出典: Promise/作詞:Kumi Koda 作曲:Daisuke "D.I" Imai
歌詞の中で喧嘩をしたような光景は歌われていないので お互いが幸せな日々を過ごす中、急に彼を失ってしまったことがわかります。
ここで表している別れというのは”永遠の別れ”、彼の死になります。
失って初めて気づく彼の存在の大きさ、二度と果たされない約束を 胸にしまったままの彼女はつぶやきました。
私とサヨナラも言わずに逝ってしまった。
もう何も 語ることも出来ない
言い訳も 愛もすべて 何もかも
信じていたの あの言葉を
永遠(とわ)に待ち続けること
知らされないまま
And I make a promise
出典: Promise/作詞:Kumi Koda 作曲:Daisuke "D.I" Imai
彼に話したいことや伝えたい事は山ほどあるのに
彼の口からは言い訳や愛の言葉も何もかも、もう何も語ることは出来ない。
私はいつまで待てばいいの? 永遠に待たなければいけないなんて聞いてないよ。
改めて帰らぬ人となってしまった彼を悔やむ彼女。
あの言葉を信じていたというフレーズがありますが、 ここで想像できるのは「結婚しよう」の一言と読み取ることができますね。
鳴らないcall 期待をしても
同じと 本当は 分かっているのに
最後に心から愛した
あなたへと この想い 届かぬままで
You don’t say say good bye
出典: Promise/作詞:Kumi Koda 作曲:Daisuke "D.I" Imai
彼から電話がかかってこないとわかっていながらも期待してしまう。
期待をしても結果は何も変わらないのに。
心から愛したあなたにこの想いを届けることもできない。
あなたはサヨナラも言えない。
現実を受け入れられない彼女の心情が伝わってきます。
胸に込み上げ 溢れる涙
止めることももう 出来ない私
いつまでも続く現実が
儚い夢になるとは
Cause I make a promise
出典: Promise/作詞:Kumi Koda 作曲:Daisuke "D.I" Imai
こみ上げる気持ちからは自分の涙をコントロールすることもできなくなっています。
溢れ出す涙は抑えようとしてもとめることができません。
あなたとの幸せがずっと続くと思っていたのに儚い夢になるなんて。 どうしても受け入れられない現実。
”Cause I make a promise”は
私は何のために約束をしたの?という意味が込められているのではないでしょうか。