「君とゲレンデ」/SHISHAMOは甘いラブソングじゃない！歌詞の意味がわかる切ないMVはこちら！

2015年12月2日に発売された4作目のシングルです。

ファンの間では、2015年11月27日、「ミュージックステーション」に初登場を果たした楽曲としても知られています。

収録アルバムは「SHISHAMO3」です。

「君とゲレンデ」の歌詞解釈をした後、最後にMVを紹介します。

歌詞の意味がわかった後にMVを見ると物語がよくわかり、切なさが倍増するはずですよ。

それでは、冬のゲレンデで繰り広げられるドラマにぜひ浸ってみてください。

今日は何ヶ月も前から楽しみにしていた、スノボに行く日。

みんなと一緒に行くので二人きりではないのですが、グループの中には好きな人もいて、1日一緒ということで「私」は「やけに早く目が覚めちゃった」というくらい張り切っています。

二人でどこかに誘う勇気がなくても、みんなと一緒なら気軽ですし、片思いをしたことがある人なら、これが「私」にとってどれだけ大きなチャンスかがわかるでしょう。

「今日は一日一緒にいれるね」という歌詞から「私」の浮かれ具合がわかります。

待ち合わせ場所に着いて、片思いの相手である「あなた」と目が合ったことも記憶するくらい「あなた」が好きな「私」。

さっき待ち合わせで目が合ったと思ったらもう別れの時間というくらいいつも「あなた」といる時間はあっという間なんだよね、なんて思いながら仲間が集まるのを待ちます。

あっという間に過ぎる一緒に居られる時間に対して、「あなた」と会うということで気合の入るメイクや服選びなど「朝の身支度の時間」はかなりかかっている「私」の気持ちは女子なら共感できるはずです。

楽しい時間はあっという間なのに...という素直すぎる女の子の気持ちが覗ける歌詞ですね。

二年前から「あなた」が好きな「私」は心の中であなたに思いを告げます。

しかし、「あなた」への告白は「あったんだ」と過去形になっています。

いや、どう見てもまだ好きなのに、なんで過去形？という感じですよね？

その理由がわかるのが、次の歌詞です。