2012年の曲 「Kids」
「Kids」は[ALEXANDROS]が2012年にリリースした楽曲です。まだ彼らが[Champagne]を名乗っていた頃に、Schwarzenegger(シュワルツェネッガー)というアルバムの1曲として世に出ました。
この頃ヴォーカルの川上洋平はほとんどの曲を英語で作詞しており、シリア訛りの帰国子女が歌うロックバンドとして話題になっていました。
MVはこちら
イントロから鳴り続けるクリーンなギターのリフが曲を支え続ける、静と動の対比が凄まじい楽曲です。
全てのパートが主張し続ける間奏は、彼らがオルタナティブ・ロックのバンドであることを示しています。
2:50~あたりの面白いリズムから、早口の英語に入っていくところが痺れますね!
後半は実際のLive映像だそうです。当時からファンを盛り上げるのが上手かったことがわかります!
このLiveにMV出演の俳優さんが登場したこともわかりますね。
oasisに憧れて
(世界に誇れるまゆ毛兄弟バンド、イギリスから革命を起こしました。)
初めて和訳が付いたMV
英詞が特徴的だった[ALEXANDROS]のMVに初めて和訳が付いたのがこの「Kids」でした。
和訳しようと思ったのですが、これだけは公式で和訳が出ているので、そちらをご紹介したいと思います。
単語に難しいところがあるので、理解する手助けになればいいと思います。
「Kids」歌詞
不穏な始まり/悲惨な子供たち
All of the sudden
Here it comes again
(ほら突然 そいつはまたやってくる)
Freaked out by the lightning
Escaping from heavy cloudburst
(雷に驚いて 豪雨から逃れようとして)
出典: Kids/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
不穏な始まり方の「Kids」は、イントロから抽象的な恐怖を描き出します。いったい何がやってきたのでしょうか。
All of the sudden
We lost our way out here
(ほら突然 僕等は逃げ場を失う)
We didn’t care Got nothing to wear
(でもあまり気にしない 着る服もないから)
出典: Kids/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
タイトルにある子供たちの姿はかなり悲惨なようです。穿った読み方をしなければ、歌詞の中のWe(=僕等)がKidsなんでしょう。