チェッカーズってどんなバンド?

「夜明けのブレス/チェッカーズ」に隠された歌詞の意味とは?!結婚式で歌いたい定番ウェディングソング♪の画像

チェッカーズのデビューは1983年9月21日、曲は「ギザギザハートの子守唄」でした。

当時はアイドル人気があり、80年代から90年代にかけての音楽シーンを席巻。

メンバーがデビュー当時に着用していたチェック柄や、ボーカルである藤井郁弥の「長い前髪を垂らす髪型」が大流行しました。

その後も「涙のリクエスト」「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」など、ヒット曲を連発。

1986年リリースのシングルNANA以降から、メンバーが作詞作曲を手がけるようになり、それまでのアイドル路線から名実ともにミュージシャンへと路線変更しました。

メンバー構成は?

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福岡県は久留米市で結成されたチェッカーズは、7人構成のバンドでした。

メンバーは以下のとおりです。

  • リードボーカル:藤井郁弥(現:藤井フミヤ
  • ギター:武内享(リーダー)
  • ベース:大土井裕二(サブリーダー)
  • サイドボーカル、パーカッション:高杢禎彦
  • サイドボーカル、キーボード:鶴久政治
  • サックス、ギター、フルート:藤井尚之
  • ドラムス:徳永善也(2004年8月27日、舌がんにより逝去)

ボーカルの郁弥とサックスの尚之は実の兄弟で、チェッカーズ解散後はF-BLOODを結成し、不定期で活動しています。

また、武内享、大土井裕二、藤井尚之、徳永善也の4人で「アブラーズ」を結成して活動していましたが、ドラムスの徳永善也は2004年に故人となってしまいました。

「チェッカーズ再結成」については、ドラムスの徳永善也が亡くなったことや、再結成に積極的ではないメンバーがいることにより、実現は難しいと言われています。

「夜明けのブレス」は郁弥が奥さんのために作った歌!?

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1990年6月21日にリリースされた「夜明けのブレス」は、チェッカーズ22枚目のシングルです。

作詞は藤井郁弥作曲鶴久政治

この曲をリリースするタイミングでボーカルの郁弥が結婚したため、発売当初からファンの間では「郁弥が奥さんのために作った曲」という噂がまことしやかに流れています。

しかし、郁弥がこの曲について全く違う趣旨の発言をしているという説もあります。

真偽のほどは定かではありませんが、その歌詞の内容からウェディングソングとしても人気が高い曲です。

「夜明けのブレス」の歌詞の意味を探る

「郁弥が奥さんのために作った曲」という噂が本当だとしたら、この曲の歌詞に隠された意味を読み取ることができそうです。

早速、その意味を探すために歌詞を見ていきましょう。

一羽のカモメ=男性

群れからはずれた一羽のカモメが
ビルの谷間を抜け海を見詰める

出典: http://j-lyric.net/artist/a00291e/l005df9.html

ここで言う「一羽のカモメ」は、主人公である男性のことを指しているのでしょう。

しかも「群れからはずれている」ので、孤独を感じていることがわかります。

「ビルを抜けて海を見ている」という描写が、主人公の孤独感をよりいっそう際立たせていますよね。

振り返る影=女性

羽ばたくことさえ 疲れはてた時
胸の奥に振り返る影がある

出典: http://j-lyric.net/artist/a00291e/l005df9.html

海を見詰めていたカモメは、疲れはてて飛ぶことができないようです。

そんなときに励ましてくれるのは「胸の奥の影」=「恋人である女性」と考えることができます。

仕事のストレスなどで心身ともに疲れ切っているときに、自分を癒やしてくれるのは恋人しかいないということを、改めて実感できるフレーズです。

君を生きる証にする