涙と雨
涙の後の笑顔は君の虹
出典: 虹/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
こちらのサビの歌詞に注目してみます。
雨と涙を関係で見てみますと、「涙」を「雨」として表現しています。
リスナーに寄り添うメンバー
一人で泣いていて、悲しいことや苦しいことを一人で抱え込んでいる「君」。
その「君」に 寄り添って「ずっとそばにいるよ」と答えてくれるメンバーがいます。
パーティに行く道でもパーティでも、いつも7人が「君(リスナー)」へメッセージを伝えてくれるようです。
君の虹
そして雨の後に爽やかな虹がかかるように、その涙の後に「君の虹」がかかる。
そんな励ましをサビの締めのセリフとして繰り返しリスナーに伝えています。
繰り返されるメッセージに、雨の後、涙の後の爽やかさを思い出すよう。
励ましてくれる7人のメンバーにドキドキしてしまいます。
「君の虹」でサビの歌詞は終わっています。
「だから、大丈夫」というメッセージまで受け取れる位、想像を掻き立てますね。
雨上がりの街
歌詞では雨上がりのキラキラとした街の情景が描かれています。
一方で晴れない顔をしている「君」。
キラキラとした爽やかな情景と晴れない顔をしている君を対比させています。
これにより、シーンの濃淡を鮮やかに浮かび上がらせているのではないでしょうか。
傘はいらない
抱きしめたいよ
出典: 虹/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
弱さを見せないことが大人になることではない。
言い換えれば、大人になっても弱さをみせていいというメッセージを投げかけています。
そして、このように告白するREINZ。
思わず身も心も委ねたい気持ちに駆られます。
等身大でいること
格好良いばかりじゃない
出典: 虹/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦
弱さをみせてもいいというセリフに続きこちらの歌詞をサビで歌うREINZ。
自分のありのままでいいんだよと畳み掛けます。
また、それが尚更愛しい、とも。
自分の心の中で凝り固まったものが溶けていって、涙を流すことがあたかも自然であるかのように感じてしまう。
このメッセージ性の強いサビは心を流し清めてくれるようです。