また、サビの歌詞では、ひとりじゃないということも訴えています。

一人で悲しいときもこの曲を聴けば、共感してくれる存在がいる。

そんな存在が聞き手の心に訴えかけます。

分かち合う

同じ雨を感じるというセリフからは悲しみを共にしようというメッセージが見えてきます。

その一体感が、勇気となり、同じ7色の虹を眺められる希望へとつながっています。

REINZから感謝のメッセージ

雨に濡れた手を包み込んでくれた

出典: 虹/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦

逆にREINZからこちらの歌詞が向けられました。

それにのせて、「君」への感謝と愛の告白を伝えています。これはどういう意図があるのでしょうか?

深読みを恐れなければ、日頃応援してくれているファンへのメッセージなのではないでしょうか?

自分をデビューから見守ってくれたファン、レインジャー。

まさに「恋人」への愛情告白のようで、ドキドキしてしまいます。

ここまでくるとREINZが自分の恋人のように身近な存在に思えてなりません。

雨の存在は?

虹とおおきな因果関係をもつ「雨」。この曲ではとても重要な役目を果たしています。

「虹」の作者は「雨」をどんな存在として捉えているのでしょうか?

歌詞を追いながら、その関係性を掘り下げてみました。

雨はマイナス要素だけの存在はない

「雨」については、「涙」、「厳しい」「冷たい」など、と描かれている部分もあります。

投影されて感じる存在として基本マイナスですが、いつかは「恵みの雨」になるという希望も伝えています。

雨の後の光景


鮮やかな花のカラー
雨が育んだ命の力
時には厳しくて冷たくて
折れそうになるけど
いつか恵の雨に
痛みを知ってる君は優しいから
ほらこんな話にも微笑んでくれる
雨を帯びた街路樹の緑色が綺麗だよ

出典: 虹/作詞:杉山勝彦 作曲:杉山勝彦

この歌詞で描かれている光景はどれも、「雨」があってこそ生まれることができました。

そして、これを心にも例えています。

「雨」のお陰で美しい景色ができるように、「痛み」はあるからこそ優しくなれた

悲しい思いを経たことで人の痛みが理解できる優しい「君」を肯定しています。

同時に悲しみ、涙した後の心境はこころが洗われるような印象も受けます。

爽やかな気持ちになるのだという励ましを伝える意図が見えてきます。 

REINZ「虹」は美しくも切ない曲

今回はREINZ「虹」を掘り下げてみました。

「君」を励まし、慰める存在としてメロディアスな曲に合わせて、日本語で真摯に歌うREINZ。

語りかけられているドキドキ感と、心が洗われるような雨上がりの爽やかさを感じれれます。

同時に惜別の情も抱くでしょう。

その綺麗でありつつ、はかないテーマが多くのリスナーを虜にする理由ではないでしょうか?

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