はじめに

【彷徨う日々とファンファーレ/KANA-BOON】MVは最後まで必見!ミニアルバム『アスター』収録曲の画像
梅雨があけると、いよいよ夏ですね!
夏フェスに向けて準備を始めている人もいると思いますが、フェスに向けて、「どんなアーティストが夏の歌をリリースしているか」も気になりますよね。
そこで今回は、KANA-BOONのミニアルバムから「彷徨う日々とファンファーレ」をご紹介します。

ミニアルバム『アスター』に収録

「彷徨う日々とファンファーレ」は、5月30日にリリースされたKANA-BOONのミニアルバム『アスター』に収録されました。
この『アスター』には全部で5曲が収録されていますが、すべての曲に共通するテーマが「夏」と「恋」
つまり、これからの季節にぴったりの1枚となっているのです。
初回限定盤に付属するDVDには、彼らのライブの密着ドキュメント及びライブ映像が収録されているので要チェックです。
ちなみに、この『アスター』のリリースに合わせて、KANA-BOONアーティスト写真を刷新しました。
こちらも、夏らしく爽やかな1枚になっています!
公式サイトでぜひ、確認してみてください。

Sony MusicによるKANA-BOON(カナブーン)のオフィシャルサイト。

「アスター」はエゾギクのこと

【彷徨う日々とファンファーレ/KANA-BOON】MVは最後まで必見!ミニアルバム『アスター』収録曲の画像
アルバムタイトルの『アスター』は、エゾギクとも呼ばれる花の名前です。
上の写真の花ですが、花束などにも使われるため、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
このアスターの花言葉は色によって異なりますが、どの色にも共通しているのが「追憶」「変化」そして「信じる恋」
タイトルからして、切ない恋を描いた楽曲が揃っていることが分かりますね。

MVをチェック

「彷徨う日々とファンファーレ」は、YouTubeでフルMVが公開されています。
MVでは、KANA-BOONの演奏シーンに加え、とある男女のすれ違いと再会とが表現されたダンスシーンが設けられています。
音に合わせたキャッチーなダンスシーンは、真似してみたくなってしまいますね!
ラストは、メンバーと一緒に思わず拍手を送りたくなってしまうのではないでしょうか。
曲の持つ爽快感と切なさとが、存分に詰まったMVになっている

監督のスミスは「フルドライブ」などのMVを担当

このMVの監督を務めたのは、映像作家のスミス
KANA-BOONの作品では「フルドライブのMV監督も担当しました。
ほかにも、いきものがかり「じょいふる」フレデリック「オドループ」のMVを監督。
さらに、「銀河」「桜の季節」「Surfer King」「Sugar!!」などなど、フジファブリックのMVを多数監督しています。

「彷徨う日々とファンファーレ」の歌詞をチェック

【彷徨う日々とファンファーレ/KANA-BOON】MVは最後まで必見!ミニアルバム『アスター』収録曲の画像
ここからは、「彷徨う日々とファンファーレ」の歌詞とその解釈を見ていきます。
この曲のテーマとなっているのは、「会いたい人に会えない」という切ない感情です。
歌詞には切なる想いが歌われている一方、メロディやサウンドは夏らしい爽やかさに溢れた1曲です。

「彷徨う日々」と「ファンファーレ」との対比

まずはタイトルに着目してみます。
「彷徨う(さまよう)」は、当て所もなくウロウロ歩き回る様子。どちらかというと暗いイメージでしょうか。
一方、「ファンファーレ」という言葉からは、お祝いの場などで華々しく鳴り響くという、明るいイメージを抱きます。
この2つのワードを並べたことで、物語が2つの対象的なモチーフから生まれていることが分かります。
では、冒頭から歌詞を見ていきましょう。

サイレントムービーのように言葉なくたって
何だって分かってる
変わってくことだって知ってる
さよなら、運命だ、しょうがないよな
恋だって愛だってなんだってやがて忘れる簡単に
一生の誓いも一瞬のつがいも
君もそうだと思ってたよ

出典: 彷徨う日々とファンファーレ/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪