【ギラメタスでんぱスターズ】でんぱ組.incのカセットテープが成層圏へ？！話題のMV&歌詞をお届け！

「バタフライエフェクト」という意味を想う時、本当に元気が出ます。

どんな偉業も、最初はアゲハチョウがふわりと羽ばたいた、その一振りのような小さな一歩なんですよね。

ほんの小さなつぶやきでもいい。何でもいい。自分が今いる場所で羽を動かしてみる。

それがミルフィーユみたいに積み重なって「キラッキラのいま今」を作り出していると思うんです。　

でんぱ組.incのメンバーは引きこもり等のつらい経験をしています。

それが今、ステージで魅力とパワーを炸裂させて、みんなに元気を与えている。

これが作り物でなく、実話であることが「でんぱスターズ」という超新星の輝きを強く感じさせます。

行けやしないパラレルワールドを考えているだけで、何もできない。

そんな時は誰にでもあるかもしれないけど、とりあえず今できることでいい。

バタフライエフェクト！羽をほんの一振りすることの効果がポップなサウンドに乗って伝わってきますね。

このサビが最高ですね。今いる狭い世界がすべてじゃないって、声を大にして歌いたい！

実際何もできない気分になる時って、日常の小さな不快にがんじがらめになる感覚ありませんか？

よくよく考えると、不快な出来事自体はなんの問題もないんですよね。

例えば、先生や友達のいやな言動があったとして、それ自体は自分の人生に支障をきたすもんでも何でもない。

嫌な気分に縛られて何もできなくなることが人生の損失！

「チキってんな　騒げ」っていうのが、まさに解決策となります。

鳥類がキョロキョロして周りの目を気にしたり、恐怖で鳥肌を立てることから、チキン=臆病者、というスラングが生まれたんだとか。

でも、鳥こそ飛べると思うんですよね。

地球で何があってもたいしたことじゃないと思えれば、それだけでほぼ解決できる悩みの案件がほとんどなのかも。

ここでも、ぐっと視野が広まる歌詞になっていますね。

こんなふうに考えられたら、目の前の出来事に絶望する必要もなくなりそう。

でも、今いる学校や会社がすべて、先生や上司の評価がすべてと、思ってしまう時ってありますよね。

全く持って「そんなことない」って言ってくれる「ギラメタスでんぱスターズ」って曲は本当にありがたい！

先ほど「チキってんな」というスラングが出てきたと思ったら、今度は四字熟語が出てきましたよ。

「丁々発止（ちょうちょうはっし）」とは、お互いに負けるものかと激しく議論を戦わせることのたとえ。

いろんな言葉が混ざって、独特の世界とインパクトを作っていますね。

そして、個人的に最も秀逸だと思う歌詞はココ！

「転がんのやめたら生ゴミ確定よ」この骨太の歌詞を超キュートな声で歌うところが最大の魅力なのかもしれません。

またまた「天上天下（てんじょうてんげ）と四字熟語。

天上の世界と地上の世界という意味で、ちなみに天上天下唯我独尊というのはお釈迦様の言葉だそうですね。

そしてパーリータイムとはボクシングの世界で言うと、パンチを手で払うという意味になりますね。

ノーガード（防御をしない）、インファイト（相手の懐にと突撃して戦う）ボクシングの言葉がさらに使われています。

どこでだって、スイッチョンスイッチョン（虫の鳴き声？）とマイペースで戦えば良いという意味でしょうか？

いろんな分野の言葉が交錯して、意味が定かにつかめない部分もありますが、個人的にスイッチョンスイッチョンが好きです。