「THE SONG」のDVD情報

最初にお伝えしたように、映画「THE SONG」は2012年夏に公開されました。

その翌年、2013年にはDVDとBlu-rayが発売されましたので、家庭でUVERworldの「THE SONG」を楽しむこともできます。

もちろん、2018年現在も購入可能ですよ!早速商品情報を見ていきましょう。

なお、以下の画像をクリックすると、直接Amazonの商品ページに移動できます!

Blu-ray

まずはBlu-rayです。

【THE SONG/UVERworld】ドキュメンタリー映画「THE SONG」主題歌!歌詞&動画もの画像

UVERworldのみんなが拳を突き合わせる、絆と意気込みが感じられるパッケージですね。

Blu-rayなら、会場の臨場感をリアルな映像と音声で体感することができますよ!

DVD

こちらはDVDです。真っ黒なパッケージが印象的ですね。

【THE SONG/UVERworld】ドキュメンタリー映画「THE SONG」主題歌!歌詞&動画もの画像

なお、この黒いパッケージのDVDは「完全生産限定盤」であり、本編に収録されなかった特典映像が追加されているんです!

Blu-ray版の「完全生産限定盤」もあります。上の画像をクリックして、商品ページで確認してください。

切ない!「THE SONG」の歌詞

次に、UVERworld楽曲「THE SONG」の歌詞をご覧ください。

「自分が生きる意味」を問う、切ない心が感じられる内容となっています!

川辺に流れる一枚の葉っぱみたいだね 平凡な日々の中 そんな風にしか見えてなかった
小説になるようなものじゃ無いが 恋も別れも夢も見て来た
いくつもこの手からすり抜け 一つだけ離さなかった

何か得たつもりで 何も得ちゃいなかった そんな日々が続いていたから

出典: THE SONG/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld

この歌詞を読んでまず思うのは、「UVERworldも普通の人間なんだ」ということです。

などと言うと「俺らを何やと思ってるねん!」と怒られそうですが(苦笑)、アーティストも私たちと変わらないという意味です。

人は誰でも、「平凡な日常から抜け出したい。特別になりたい」と願うのではないでしょうか?

でもほとんどの人は、進学し、就職して、他人と何ら変わらない存在になってしまいます。

それは「社会の歯車」と表現されることが多いですが、「THE SONG」の歌詞では「一枚の葉っぱ」となっていますね。

でも、UVERworldはあるものを手放しませんでした。それはです。

手にある全てがありきたりだった 特別なものは何も無かった
いつも少し遅れて訪れる後悔に 気づきながら怯えていた
ガムシャラな十年から得た事は 一瞬で過ぎ去る十年の儚さ
歩き続けた まだ此処では終われないと
ありきたりな日々が特別に変わって行くように

出典: THE SONG/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld

「THE SONG」の歌詞で自らを「ありきたり」と表現するUVERworldですが、これは謙遜でしょうか?

むしろ、アーティストだからこそ感じる不安と言えるかもしれませんね。

はたから見れば大成功したように見えても、本人たちは「この先も幸運が続くのだろうか?」と不安になるのでしょう。

そして、「あの曲のフレーズ、直したほうが良かったかな。ライブはうまくいったかな……」と、作品の出来を後悔する日々が続きます。

でも、そんな感情を繰り返しつつ「ガムシャラな十年」を過ごしたからこそ、今のUVERworldがあるんですよね。

時に全て 努力が報われてる そんな気がした
時に全ての 無意味な 砂を積み上げる作業に見えた
本当の強さとは何か 本当の弱さとは何か
永遠の愛 なぜ必要なのか 百年そこらの命の中で

若さを与えられて なぜ奪われて行くのか
結局のところ分からないけれど

出典: THE SONG/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld

この箇所では「『永遠』に意味はあるのか」と問いかけています。

ポピュラー音楽の歌詞では、「永遠の愛」を語りかけることが多いですよね。

「THE SONG」ではアンチテーゼが示されていると言えます。

若者は老人になるし、生きているものはやがて死ぬ。強大な権力も必ず滅びる……。

そんな「生者必滅」を「砂を積み上げる作業」にたとえ、意味はあるのだろうかと疑問を呈します。

そして答えは、「分からない」です。

誰だって、自分が生きる意味を考えれば考えるほど、かえってわからなくなるものです。

でも、たとえ答えがなくても、精一杯生きることこそ正しいのではないでしょうか?

【THE SONG/UVERworld】ドキュメンタリー映画「THE SONG」主題歌!歌詞&動画もの画像

歌うことへの情熱