yasuさんのソロ第2弾シングル

Acid Black Cherry「Black Cherry」の歌詞詳細は?yasuの動画ありの画像

Acid Black CherryJanne Da Arcのボーカリストyasuさんのソロプロジェクト

今回ご紹介する『Black Cherry』は、彼にとって2枚目のシングルです。

色気たっぷりで、男性なのに妖艶な雰囲気漂う楽曲に魅了された人も多いことでしょう。

Acid Black Cherryの代表曲

大人の色気もありながら、お決まりのとことんふざける場面もある独特のMVですね。

男装でも女装でもセクシーなyasuさんに釘付けになってしまいます。

テクニカルな楽器陣もyasuさんに負けないくらいのかっこよさと色気。

とくにテンポが上がるところのドラムスは、何度聴いても一体何をやっているのか全くわかりません。

ウォーキングベースのうねるラインやブラスの要素も魅力的です。

『Black Cherry』の主人公は?

yasuさんが綴る歌詞は、女性目線であることも大きな特徴です。

『Black Cherry』も例に漏れず、女性が自身の心の内を語るスタイルで展開されていきます。

この楽曲の主人公には、想いを寄せる男性がいる様子。

猛烈に相手を求めているような素振りを見せながらも、心の奥では「愛していない」…?!

そんな矛盾した心の内を読み解いていきましょう。

『Black Cherry』の歌詞を見てみよう

それではさっそく『Black cherry』の歌詞を見ていきましょう。

彼との出会い

Acid Black Cherry「Black Cherry」の歌詞詳細は?yasuの動画ありの画像

Moonlight Shadow ひとりぼっち
ノドが渇いてただけなのよ・・・
かじりついた果実は
甘い甘い猛毒で・・・・犯されて

出典: Black Cherry/作詞:林保徳 作曲:林保徳

3行目で登場する果実は、タイトルにもなっている『Black Cherry』と捉えていいでしょう。

この歌詞からは「禁断の果実」が連想されますね。

禁断の果実(きんだんのかじつ、Forbidden fruit)とは、それを手にすることができないこと、手にすべきではないこと、あるいは欲しいと思っても手にすることは禁じられていることを知ることにより、かえって魅力が増し、欲望の対象になるもののことをいう。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/禁断の果実

ダメだと禁止されればされるほどやりたくなってしまう…そんな経験はないでしょうか?

この楽曲の主人公は、そんな禁断の果実ならぬ禁断の愛に出会ってしまいました。

主人公が甘い果物をかじったのは、その果物が豊富に含む水分を欲したから。

つまり1行目にある孤独感を癒したいという一時的な欲望でした。

危ないとわかっていながら禁断の愛へ飛び込んだのでしょう。

過ちをおかしたのは、欲望に飢えていただけ。でもどんどんハマっていくのを自覚している様子です。

そこに愛はない?

Black Cherry・・・濡れて堕ちて
私の中へ種を残しよみがえれ・・・
愛してくれなくていいよ・・・愛してないから
これ以上惨めにさせないで・・・

出典: Black Cherry/作詞:林保徳 作曲:林保徳

2行目はきっと、愛された証がほしいということでしょう。

しかしその反面、3行目で自分に愛はないと言い切っていますね。

これはきっと、彼女の本心ではないと考えられます。

愛してもらえない悲しさ、寂しさ、苦しさ…。

そんな感情が押し寄せてくる中で、自分自身の心を守るためのウソに違いありません。

主人公は強くありたいのでしょう。まだ相手の男性には弱みを見せたくない様子。

だからこそ、こんなバレバレの強がりを言ってしまったのです。