突然の別れと再びの強がり
Black Cherry・・・濡れて落ちて
私の中へ種を残して!
愛さなくていいよ・・・愛してないから
こんない惨めにして!
Black Cherryちょうだい
Black Cherryもっと・・・
ほんとはずっと愛していたのに・・・
短いHistory・・・・・ちょっとした寄り道なの
これでFinally・・・・けれど・・・たまにはこんな私の事思い出して・・・
出典: Black Cherry/作詞:林保徳 作曲:林保徳
彼との遊びに愛はない。主人公はずっとそう言い続けていました。
しかし後半へ進むにつれて、その言葉は信憑性を失っていった。
まるで自分が彼を弄んでいるかのような、強気な姿勢はすぐに崩れ去ったのです。
それでも「自分は彼を愛していない」と言い続けた理由。
それは、そうすることでしかた自分の理性を保てなかっから、ではないでしょうか。
彼に魅了され完全に溺れたように見えていた主人公でしたが、この時間が長く続かないことも理解していました。
だからこそ別れが訪れたときに言い訳できるよう、愛がないと言い続けることで自分を守っていたのでしょう。
ここではその別れに直面し、彼との関係性に区切りをつけようとする主人公が描かれています。
愛しているからこそこの関係から身を引くという美徳的な行動なのか。
それとも、ただただ苦しいから関係自体をやめて相手を求めないようにしたいのか。
いずれにせよ、報われない虚しい終わり方であるのは間違いありません。
しかしこの期に及んで、主人公は彼に未練があるようです。
自分の存在が消えることを寂しがっているのでしょう。
遊びの愛にのめりこんでしまった女性。
自業自得、でもどこか同情できてしまう、切ない愛の物語『Black Cherry』をご紹介しました。
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