森田童子【たとえばぼくが死んだら】歌詞の意味を徹底解釈！なぜ故郷を捨てたの？例え話をする真意に迫る

主人公の“ぼく”にとっては、伝えたいことはこれだったのでしょう。

どうしてかというと、いつまでも悲しんでいて欲しくないからなのではないでしょうか。

主人公の愛はどこまでも控えめに感じます。

相手を思いやり、自分を主張するわけでもない。

それでも、この歌を聴いた人は十分心を動かされるのではないでしょうか。

よりいっそう、忘れないという気持ちが強くなるように思うのです。

それは、限りある時間を大切にしなければ、という気づきに繋がるからなのではないでしょうか。

たとえば、死んだ魂が暗い悲しい場所にあるより、明るい場所にいる方が安心します。

もし、主人公の友人が菜の花畑へ行ったら涙も自然におさまるかもしれません。

それくらい、黄色い春の花は私たちの心を明るくしてくれそうだと思うのです。

もしかしたら、主人公はそれを知っていて友人にそう言ったのかもしれません。

なぜなら、自分が心落ち着く場所であるなら他人もそうであろうと思うのが自然なのではないでしょうか。

たとえ話でありながら、自分が死んだ後の友人のことまで癒したいと思う気持ちに感動してしまいます。

最後まで、“ぼく”のメッセージは友人へ向けて書かれていると仮定してみました。

本当は恋人だったのかもしれませんし、家族だったのかもしれません。

書かれていないが故に、歌詞が聴く人の心へグングン染み込んでいくように思うのです。

タイトルには死という言葉が入り、たじろいでしまう人もいるかもしれません。

でも、歌詞をよくみるととても優しく柔らかな世界が広がっていることがわかるでしょう。

森田童子さんの、【ぼくたちの失敗】という楽曲の記事はいかがでしょうか。

ドラマ「高校教師」の主題歌に起用され、再ブレイクを果たした曲です。

今回の記事【たとえばぼくが死んだら】は、このドラマのヒットを受けた映画版の主題歌。

なので、【僕たちのち失敗】を聴いてみると知っている方も多いのではないでしょうか。

ドラマを観た方も、観ていない方も詳しく解説があるのでわかりやすいです！

是非読んでみてください！

続いてご紹介するのは、Bob Dylan【Blowin' In The Wind】の楽曲記事です。

1950年代から活躍し、ノーベル文学賞を受賞したBob Dylanの代表的な曲。

戦わずして戦うストイックさが、森田童子さんと似てるのではないでしょうか。

比較ではなく、反戦歌として有名なこの曲を知ることで森田童子さんの理解が深まるかもしれません。

フォークの世界の奥深さを楽しめる記事です。

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