話題のCMソング【心予報/Eve】
明るい歌声とポップなメロディが特徴の【Eve】。
そんな彼らの新曲【心予報】は人気お菓子メーカー「ロッテ」とコラボしています。
コラボしているのはロッテが生み出した、チョコレートブランド「ガーナ」。
ロッテが掲げているイメージは「ピンクバレンタイン」です。
そこにガーナの甘いイメージとEveのイメージが重なり合った綺麗なCMは話題を呼びました。
さらに注目を集めているEveの【心予報】はどのような意味が込められているのでしょうか。
これから歌詞を徹底考察していきたいと思います。
バレンタイン真っ只中を描いた心情
バレンタイン×Eveの相乗効果
イントロからでも伝わる陽気な雰囲気。この歌の季節はまさしくバレンタインデー。
あちらこちらでチョコレートが売られ、街並みは一気にバレンタイン一色に染まっていきます。
「恋」「友達」「先輩」「甘い」「桃色」「ハート」。
バレンタインから想像できるのはなんともポジティブな言葉達です。
Eveの明るくポップな雰囲気とも絶妙にマッチしているイベントではないでしょうか。
最初のメロディを聴いているだけでもバレンタインが楽しみになるような高揚感が伝わってきます。
憂鬱なバレンタイン
浮つく甘い街の喧騒
故に感情線は渋滞
出典: 心予報/作詞:Eve 作曲:Eve
最初の歌詞からはバレンタインに対しての蔑みの感情が垣間見えます。
「浮つく」や「喧騒」はネガティブな言葉。
主人公はこの浮き足だったバレンタインデーがどうやら好きではないようです。
これは男の子なら誰でも共感できるのではないでしょうか。
チョコレートをもらえなかった時の寂しさは計り知れません。
ましてや気になるあの人が誰かにチョコレートを渡すところを見てしまったら…。
憂鬱になってしまうのは仕方がありません。
真っ白な心模様
「僕に関係ない」とか言って
心模様 白く染まって
出典: 心予報/作詞:Eve 作曲:Eve
この歌のタイトル【心予報】。
タイトルにちなみ、歌詞には心模様が繊細に描かれています。
街並みとは裏腹に、真っ白に染まっている主人公の心。
それは憂鬱な気持ちと関係ないイベントなんだと心を閉ざしているからでしょうか。
「どうせチョコレートはもらえない。」
「期待してもらえなかった時の辛さを知っているから考えないようにしよう。」
そんな心の声が伝わってくるようです。
断ち切れない想い
興味ないと言い切れないのが普通
だけどどうやったって釣り合わない
いたずらに笑う横顔に乾杯
酸いも甘いもわからないの
きっと君の前では迷子
出典: 心予報/作詞:Eve 作曲:Eve
バレンタインなんて興味ないと思ってはいるものの、本当のところはどうでしょう。
気になるあの人を見てしまったらそのことを考えないでいることは不可能です。
「もしチョコレートがもらえたら…」
「告白されたらどうしようかな…」
淡い期待は必ず抱いてしまいますよね。
この歌詞からウブな男の子の葛藤が手にとるように感じます。