銃兎の思いを乗せたクールでブルージーな楽曲
ヒプノシスマイクに登場するヨコハマディビジョンの警官、入間銃兎(いるまじゅうと)。
一見、ごく普通の真面目そうな人に見えますが、実はヤクザと深い繋がりを持つダークな警官でもあります。
MAD TRIGGER CREWのリーダーであり、銃兎のチームメイトでもある左馬刻とは、昔からの知り合いでもあるのです。
今回はそんな銃兎のソロ曲「ベイサイド・スモーキングブルース」について解説していきます。
曲名に「ブルース」とある通り、この楽曲はブルージーで大人な雰囲気を感じられる作品になっています。
アンニュイなサウンドに乗せて語られる銃兎の思いはダークでカッコよく、多くの人の心を掴んで離しません。
「ベイサイド・スモーキングブルース」は、Division CD「BAYSIDE M.T.C」に収録されているので、ぜひ聴いてみてください。
ちなみにこのCDには、MAD TRIGGER CREWのメンバーである左馬刻や理鶯のソロ曲も収録されています。
MAD TRIGGER CREWのクールな魅力を堪能できるミニアルバムなので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
銃兎のプロフィールをおさらいしておこう!
入間 銃兎(いるま じゅうと)【45 Rabbit/フォーティファイブ ラビット】
誕生日:5月30日 / 年齢:29歳 / 身長:181cm / 体重:65kg / 職業:警察官
現役の警官。薬物を排除するため選んだ仕事だったが、ヤクザの世界に馴染み、暴行、収賄、横領、ゆすり、たかり等の悪事を働いている。担当の組にいた左馬刻とは持ちつ持たれつの関係。面倒見が良く、ヨコハマ・ディビジョンのまとめ役に回ることが多い。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒプノシスマイク
銃兎は薬物を心の底から嫌っており、警官になったのも薬物犯罪を取り締まるためでした。
そして、警官として働くうちにヤクザとの関係ができ、裏社会にも精通している人間となったのです。
裏社会との繋がりを作っておくことによって、薬物犯罪の元締めを捕まえようと思っているのでしょう。
そのため、ヤクザである左馬刻とは、どうやら協力関係にあるようです。
「ヤクザと繋がっている警官」というプロフィールだけ見ると悪人に見えるかもしれません。
しかし、薬物犯罪をなくしたいという強い思いをもった警官なのです。
凄腕の警官だけど実は…?意外な素顔を歌詞から読み取ってみよう
それでは「ベイサイド・スモーキングブルース」の歌詞の内容を深掘りしていきましょう。
銃兎はどんな思いを抱えながら日々働いているのか。
犯罪者とどのような接し方をしているのか。
ラップに対してどんな思いを持っているか。
「ベイサイド・スモーキングブルース」の歌詞を順番に紹介しながら、銃兎の素顔に迫っていきたいと思います!
1番の歌詞
英語の意味は?
Yo!Illmatic 入間銃兎 a.k.a 45ラビット
In the building
出典: ベイサイド・スモーキングブルース/作詞:KURO 作曲:CHIVA・KURO
「In the〜」とは、ヒップホップ用語で「ここにいるぜ」といった意味をもつ言葉です。
そして「a.k.a」とはalso known asの略語で「~としても知られている」といった意味をもっています。
つまり「45ラビットとしても知られている入間銃兎がここにいるぜ」という意味になるのです。
「In the〜」「a.k.a」は、他のラップ作品でもよく登場する言葉なので、覚えておくと便利ですよ!
銃兎の役職について考察
ただ優しい世界は想像の産物
見せかけのMCなど即お陀仏
ヨコハマ署 組織犯罪対策部 巡査部長
入間銃兎 ここに参上 以後お見知り置きを
出典: ベイサイド・スモーキングブルース/作詞:KURO 作曲:CHIVA・KURO
銃兎は、裏社会で生きる人間を相手にしているダークな警官です。
怖いヤクザを目の前にしても全く平気な強いハートを持っていますし、容赦はしません。
そんな銃兎なので、ラップバトルにおいても生易しい対応はしないのでしょう。
銃兎の肩書は「ヨコハマ署 組織犯罪対策部 巡査部長」。
巡査部長は、警部や警部補の部下にあたるため、警察組織の中では比較的低い階級の役職といえます。
ちなみに、巡査部長の部下にあたる階級は巡査です。
そのため、銃兎にも恐らく部下がいるのではないかと思われます。