YUKI【ドラマチック】

複数のエンタメ作品とタイアップ!

YUKI【ドラマチック】歌詞の意味を解説!今も蘇る思い出って?この気持ちはいつまでも大切にしよう…の画像

不老不死といわれるほど可愛らしくセクシーな容姿と、衰えないカリスマ性。

女の子の理想を凝縮したようなアーティスト・YUKIは、楽曲でも独自の世界観を構築しています。

そんな彼女の人気シングルドラマチック】は2005年にリリースされました。

同作品は15周年に開催の「YUKI曲王座決定戦」にもランクインするほどの人気曲。

彼女の長年のファンにも、若いファンにも愛されているのです。

この楽曲は、アニメハチミツとクローバー』とタイアップ。

更に2017年に公開された映画『ピーチガール』の挿入歌にも起用され、話題に。

アルバムでは、2006年にリリースされた「WAVE」収録されています。

また、シングルアルバム以外でも視聴可能。

シングルコレクションの【five-star】【POWER OF TEN】にも収録されています。

アニメ『ハチミツとクローバー』とは

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YUKIドラマチック】がオープニングテーマであるアニメハチミツとクローバー』

ハチクロ」の愛称で、多くのファンから親しまれています。

この作品は、2000年から2006年まで連載された羽海野チカによる漫画が原作。

2005年に放送された第1期のオープニングで【ドラマチック】が流れていました。

アニメの概要についてはWikipediaで以下のように記載されています。

美術大学を舞台に、いわゆる「青春群像劇」を、ハイテンションなエピソードや静かな感動シーンを通じてとらえていく。恋愛に不器用な大学生達の報われない恋模様や、自分の才能や生き方について迷う若者達の姿を描いている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ハチミツとクローバー

自由に遊び、夢を追いかけられ、自分でお金を稼ぐこともできる大学生。

大学生活を経験した人ならば「あの頃に戻りたい」と思うことがあるのではないでしょうか。

それまでの学生生活とも違い、社会人生活とも違う独特な4年間。

長いようでとても短く感じる、色濃い時間です。

タイトルの【ドラマチック】とは「劇的な」という日本語を表す英単語。

一見平凡に思えるけれど、恋や夢に奔走するドラマチックな青春時代

楽曲はそんなキラキラした時代を価値あるものだと再認識させてくれる作品です。

約束を抱きしめて

止まった時間を動かす

失くした約束は星に 思い出はとけない
四つ葉のクローバー 探しながら君の顔
ちらり盗み見ては目をそらす
あれからどれくらい 夜を越えたの?
苦手な処から逃げてるの?
服を着替えて窓の外を見てみよう
呼吸して見える景色は違うはずだわ

出典: ドラマチック/作詞:YUKI 作曲:蔦谷好位置

それでは歌詞を解説していきましょう。

この楽曲の主人公はどうやら自分の時間を止めているようです。

ハチクロの世界に寄り添うならば、輝かしい大学生活が終わった後なのでしょう。

「卒業してもずっと仲良くしようね」

誰もが学生生活でそんな約束をしたのではないでしょうか。

しかし、一旦離れるとそれぞれの生活で追われる毎日。

そのまま疎遠になってしまうこともあります。

それに反して、主人公は一緒に四つ葉を探して笑い合った人を忘れられない様子。

そんな主人公に、

「止まった時間を動かそう!そこには新しい世界が広がってるよ!」

YUKIが優しく語りかけてくれているようです。

ワクワクしたものと再び出会うまで

こわれた大切なものと
いつか又あえる日がくるかしら
残した傷跡が消えない
それぞれの場所まで
もう行かなくっちゃ

出典: ドラマチック/作詞:YUKI 作曲:蔦谷好位置

青春時代に味わった、夢に対するワクワクする気持ちや友達との時間。

そしてドキドキする恋。

宝箱に詰まった宝石のようにキラキラしたものを主人公は持っていました。

しかし、卒業してしまったら一度は失ってしまうのです。

「もう二度とあんな素敵な時代はこないのではないか」

そんな不安でいっぱいですが、もうそこから抜け出さなきゃいけない時がきているのです。

人生はドラマチック

伝えられなかった気持ち