第8位 「誰だ!」

【電気グルーヴ】おすすめ人気曲ランキングTOP10♪テクノ&エレクトロ好き必見!伝説の名曲はコレだ!の画像

1996年3月1日発表、電気グルーヴのメジャー通算6作目のアルバム「ORANGE」収録。

作詞は石野卓球とピエール瀧、作曲は石野卓球。

このアルバム「ORANGE」は砂原良徳在籍時では一番地味かつ滋味のあるアルバム

なんとも言えないわびしい気持ちになったことはあるかい?」などの隠れた名曲も素晴らしい。

名作「DRAGON」と「A」の間に挟まれていますので制作後の数年はメンバーからの評価が低いです。

それでもリアルタイムで聴いていたファンにとっては忘れ難い曲がたくさんあります。

メンバーも後には「落ち着いて聴けるアルバム」とのコメントを出すようになりました

スルメのような味わいがあるアルバムです。

「誰だ!」はアルバム発表後にリカットされました。

歌詞を見ていきましょう。

昭和あるある

誰だ!プールサイドを走るヤツは誰だ!
誰だ!三国志を全巻揃えてるヤツは誰だ!
誰だ!俺のビデオ消したヤツは誰だ!
誰だ!お前 誰だ!
誰だ!ねるとん方式を取り入れてるヤツは誰だ!
誰だ!ここにあったカステラを食べたヤツは誰だ!
誰だ!俺にシール貼ったヤツは誰だ!誰だ!

出典: 誰だ!/作詞:石野卓球 ピエール瀧 作曲:石野卓球

盛り上がっている中盤のブレイクから抜粋しました。

中高生あるあるのようですが大人が2人で書いた歌詞です

時代の変遷を感じる箇所でビデオを消すとかの話は若い世代に通じるか心配になります。

VHSテープのツメを折っておいてもその穴をセロテープで塞げば録画することができる

懐かしい想い出。

現代ではまったく要らない知識

ゴリゴリなサウンドで今聴いてもまったく色あせないサウンドと昭和くさい歌詞のコントラストが見事です。

第7位 「富士山」

【電気グルーヴ】おすすめ人気曲ランキングTOP10♪テクノ&エレクトロ好き必見!伝説の名曲はコレだ!の画像

1993年12月1日発表、電気グルーヴのメジャー通算4作目のアルバム「VITAMIN」収録。

作詞作曲はピエール瀧

電気グルーヴの悪ふざけの極地です。

それでもライブなどでは欠かさない曲でした。

2019年のアルバム「30」にもリメイク作品が収録されています。

静岡県民の「富士山」に対する並々ならぬ愛を感じるもの。

基本的に豪快な宴会芸みたいなのですがどうにも脳内にこびりついてしまう歌です

みんな楽しそうだなと思ってニコニコ眺めてしまうのが電気グルーヴの魅力のひとつ。

歌詞を見ていきましょう。

ふざけてもいいじゃない

富士山 富士山 高いぞ高いぞ富士山
富士山 富士山 高いぞ高いぞ富士山(たかーい)
富士山 富士山 まだまだいけるぞ富士山
富士山 富士山 雲より高いぞ富士山(やま)
富士山 富士山 富士山 富士山
富士山 富士山 自然がいっぱい富士山
富士山 富士山 迷子はやばいぞ富士山
富士山 富士山 高いぞえらいぞ富士山
富士山 富士山 高いぞ高いぞ富士山

出典: 富士山/作詞 :ピエール瀧 作曲 :ピエール瀧

静岡県の小学生が宿題で書いた詩のような微笑ましい歌詞です。

基本的にAメロしかありません

ピエール瀧はこの曲ができあがったときにどのようにメンバーに伝えたのでしょうか?

デモテープとか録ったのでしょうか?

謎です。

富士の樹海で迷子になるのはたしかにやばい。

正に「本当のことしか歌っていない」歌詞です

アルバム「30」のバージョンはもう少しクールなサウンドになっています。

第6位 「Shameful(Live)」

【電気グルーヴ】おすすめ人気曲ランキングTOP10♪テクノ&エレクトロ好き必見!伝説の名曲はコレだ!の画像

初出は2012年4月18日発表、電気グルーヴの通算16作目のシングル

今回、ご紹介したいのは2017年7月26日発表のベスト盤「DECADE 2008-17」収録のLiveバージョン。

電気グルーヴのライブの凄さが実感できるトラックになっています

石野卓球の才気がギラギラと輝いているトラックです。

ライブ会場はZepp Tokyoで2017年の音源

ゴリゴリなサウンドで圧巻のパフォーマンスです。

この頃になるとあまり歌詞に重きを置かなくなっています

それでもちょっとだけ歌詞を見ていきましょう。

夜遊びの歌が哲学的

簡単まやかし すでに裏返し
午前三時のおとぎ話
散々頻繁で行き場はもうナシ
経験と言えるものは恥さらし

目に見えるだけで目に見えない
目に見えるだけど見えてこない

出典: SHAMEFUL/作詞:Takkyu Ishino Pierre Taki 作曲:Takkyu Ishino

作詞は石野卓球とピエール瀧で作曲が石野卓球。

歌詞は紹介したものがすべてです。

にわかに意味を掴みづらい内容になっています

どこか哲学的な雰囲気さえ漂うのです。

夜遊びで疲れたよみたいな単純なお話かもしれませんが

ライブ会場で観客を煽るのは彼らにとってお手の物。

大人数で踊るということの楽しさは実際にライブの現場で感じたいものです。

ベスト盤「DECADE 2008-17」は石野卓球によるノンストップDJを聴いているような爽快さがあります

第5位 「Fallin’ Down」

【電気グルーヴ】おすすめ人気曲ランキングTOP10♪テクノ&エレクトロ好き必見!伝説の名曲はコレだ!の画像