小田和正「言葉にできない」
小田和正さんの代表曲、といったら非常にたくさんあってチョイスに迷うのですが、今回は「言葉にできない」の歌詞についてご覧いただきましょう。
熱を出して頭が回らずちっとも文章がまとまらないという、リアル「言葉にできない」状態でございますが、それすらもネタにして本日も張り切ってまいりましょう!「冗談が言えない」状態ではないので大丈夫!
オフコースバージョン
本日の紹介がこのスーパーヒーリングソングで本当によかったです。さすがに今ヘヴィメタルを聴いたら余計熱が上がる気しかしません。
「言葉にできない」はこちらが本家でございまして、のちにセルフカバーなさったのが今回ご紹介している小田和正さんバージョンです。小田和正さんのアルバム作品「LOOKING BACK 2」に収録されています。
「自己ベスト」にも収録されているので、どちらもチェックしたいところです。
「言葉にできない」の歌詞は?
孤独が言葉にできない
終わる筈のない愛が途絶えた
いのち尽きてゆくように
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37611
「死んだ恋」なんて表現もあるように、恋愛にも寿命があることをいっているようなフレーズです。
永遠を感じたって、ちょっとしたことでそれが永遠の愛でなくなるものです。
ひとりでは生きてゆけなくて
また 誰かを愛している
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37611
それでも、自分の誰かを愛する気持ちは体が滅びるまで失われない永遠のものです。「二度と恋をしない」と誓っても、なんだかんだで再び誰かのことを恋愛までいかなくとも愛したり大切にしたりするものです。
人間の特性としてプログラミングされている感情である「愛する」ということは、どんなに恋が死んでも生き続けるのですね。
こころ哀しくて 言葉にできない
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37611
しかしこの恋を失った心の悲しみや孤独は、なんとも言い表すことができません。
愛が言葉にできない
せつない嘘をついては
いいわけを飲みこんで
果たせぬあの頃の夢は もう消えた
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37611
言い訳すると、なにか負け犬のような敗北感を感じますね。そのかわりに強がって嘘をつく、と。小田和正さんのやわらかいボイスでかっこつけたことを告白されても、「ヘッ」とか一切思わずつい許しちゃいそうですね…。
「あの頃の夢」はいったい何なのかわかりませんが、愛が死んだことによりこれから叶えようとしていたことが中断されてしまったことがよくわかるフレーズです。