映画「かぐや様は告らせたい」の挿入歌!
米津玄師さんとのコラボ曲「打ち上げ花火」が大ヒットし、一躍有名になったDAOKOさん。
彼女の作り出す世界観や、透明な歌声は、聴く人の心を揺さぶるパワーが秘められています。
今回はそんなDAOKOさんの楽曲「はじめましての気持ちを」の魅力について紹介していきましょう。
「はじめましての気持ちを」は、映画「かぐや様は告らせたい」の挿入歌として起用されている作品です。
生徒会長の白銀御行と、副会長の四宮かぐや。
優秀だけど素直になれない2人の恋の駆け引きを描いた大人気コミックの実写化映画になっています。
片思い中のもどかしい気持ちを描いた「はじめましての気持ちを」は、映画の内容に深くリンクしているといえるでしょう。
一人の女の子を主人公にしたMVで世界観をチェック!
「はじめましての気持ちを」のMVでは、イラストタッチで描かれたひとりの少女が主人公として登場します。
歌詞の内容に合わせて、じっと見つめるような表情を浮かべたり、切ない表情を浮かべる少女。
"一途に恋するピュアな女性の気持ち"を見事に表現した、透明感のある映像作品に仕上がっています。
あなたへ思いは伝わった…?歌詞の意味を解説!
「はじめましての気持ちを」の歌詞は、片思いをしている時のドキドキ感や切なさを描いています。
片思いをしたことがある人なら、きっと体験したことがある甘酸っぱい気持ち…。
その気持ちを抱えた状態で、主人公は一体どんな行動に出たのか。
最終的に好きな人と結ばれたのか。
歌詞の内容から読み取っていきます!
1番の歌詞
告白しようとしたけど…
(※)想い出になって弾ける泡になって 消えないように
あなたの瞳を 覚えていたいから
じっと見つめ ピント合わせ 答え合わせ
熱帯びた言葉 飲み込む
出典: はじめましての気持ちを/作詞:DAOKO 作曲:神山羊
主人公は「あなた」に片思いをしています。
片思いの状態なので、まだ自分の気持ちは伝えていません。
なので、友達以上恋人未満という微妙な関係を保ったまま、たくさんの想い出を作っている所なのでしょう。
このまま自分の気持ちを伝えずに、楽しい日々を過ごしていくのは、ある意味楽なのかもしれません。
でも、そしたら恋人になるチャンスは訪れないまま、いつか2人の関係は消えてしまいます。
そうなる前に、自分の気持ちをきちんと伝えよう!と決意しているのです。
「あなた」に向けて、告白の言葉(=熱帯びた言葉)を伝えようとする主人公。
しかし、結局伝えることができず、告白の言葉を胸の内に秘めてしまいます…。
自分の部屋に戻ると…
とめどない想いは 部屋中に散らかり
鮮やかな夢を見させる
こどもじゃないから 言い訳はしたくない
甘やかす空想ふけって
出典: はじめましての気持ちを/作詞:DAOKO 作曲:神山羊
「あなた」の前では、素直な想いを伝えることができないまま、取り繕っている主人公。
でも、自分の部屋に帰ると、その想いが一気に溢れ出すのでしょう。
そして「付き合えたらいいのに…」といった妄想を繰り広げて、夢を見ています。
告白できない理由についてアレコレ言い訳したい気持ちはあるけど、そんな子供っぽいことをするのはプライドが許さないようです。
「数センチの距離」を保っている2人
数センチの距離で 伝わる温度感
今はただひとりひとり あなた どんなきもち
(※くりかえし)
出典: はじめましての気持ちを/作詞:DAOKO 作曲:神山羊