乗り込むJET 空の果て
すぐに雲の上 遠くを目指している
Uberで向かって 俺らHighになって
毎日雲の上 場所も分からねえ
乗り込むJET 空の果て
すぐに雲の上 遠くを目指している
Uberで向かって 俺らHighになって
毎日雲の上 場所も分からねえ
出典: JET(feat. G-k.i.d,Yellow Pato&Tiji Jojo)/作詞:G-k.i.d,Yellow Pato&Tiji Jojo 作曲:Murda Beatz
いよいよクライマックスになります。
内容は冒頭とサビのリフレインです。
繰り返しになりますが必要な点を見返していきましょう。
ここまで曲が進行するとここで歌われる「High」の正体も見えてきます。
しかし一義ではなく多義的でしょう。
空を飛行すること、高い志によって獲られるもの、そしてマリファナの酩酊感です。
そうなるとその他のラインにも大麻への言及が見え隠れするのを感じます。
日本のヒップホップ界ではもはやあたり前のことになっているのです。
BAD HOPの「JET」のような楽曲もこうした価値観の一環の中で解釈できるものかもしれません。
BAD HOPが伝えたかったことを鮮明にすることがこの記事に課せられた仕事でしょう。
歌の中の自由は逮捕捕縛できるものではありません。
大麻について歌うことは大麻を吸引することでもありません。
まして大麻について歌った歌を鑑賞することは完全なる自由です。
こうしたささやかな自由を国家権力が握りつぶせる社会は暗黒でしょう。
そして意識を高く持って前へゆくよというBAD HOPの想いも強調したいです。
こうした人たちの存在が社会に多様性をもたらします。
「JET (feat.G-k.i.d,YellowPato&TijiJojo)」
一気に空へ向かって頂点までゆきたい。
本人たちが描きたかったものは海外録音で高揚する心の在り様でした。
クールな楽曲でも伝えたい思いはとびきり熱かったです。
様々な喜びについて歌われた素晴らしい楽曲でしょう。
ここまで読んでいただいでありがとうございました。
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