ORANGE RANGE【パーリィナイッ】歌詞の意味を解説！どんな花を咲かせる？雑念なんて要らない！

ファンの間で密かに人気のある、「パーリィナイッ」という楽曲を今回はお届けします。

ん？なんか聴いたことあるような、ないような。知らない方はきっとそう感じるでしょう。

それもそのはず。タイトルだけ見てもこれぞ、「ザ・ORANGE RANGE」といえるような印象だからですね。

「パーリィナイッ」はその名の通り、ノリのいいダンスミュージックになっています。

ORANGE RANGEといえばのおちゃらかした難解歌詞や、ラップもしっかり踏襲されているのです。

最初から終わりまで縦ノリのみならず横ノリもありで、ヒット曲にも劣らないダンスミュージックに仕上がっています。

「パーリィナイッ」は、2003年にリリースされたシングル4枚目「落陽」のカップリング曲です。

そのすぐ後にリリースされた、ORANGE RANGEのファーストアルバム「1st CONTACT」にも収録されています。

アルバムにはメジャーデビュー曲の「キリキリマイ」や、2枚目のシングル「上海ハニー」も収録されています。

大ブレイクを果たしたORANGE RANGEのルーツとも云うべきアルバムといってもいいでしょう。

この後から快進撃が始まっていく礎となる、「1st CONTACT」も併せてぜひ聴いてみてください。

「パーリィナイッ」の解説はもちろん、ORANGE RANGEの軌跡も確かめられる作品になっています。

「パーリィナイッ」は、ORANGE RANGEが十八番とする楽曲ではないかと感じさせます。

現在ではおなじみの、独特なイントロから始まるあたりがまさにそうです。

ORANGE RANGEの根底でもある、「面白いと思うことはやる」が具現化されているのではないでしょうか。

「パーリィナイッ」は曖昧さのなかに発したい言葉を、楽曲が壊れてしまわない程度に差し込んでいるのです。

歌い始めからのリズムは、ORANGE RANGEのダンスミュージックにしては緩やかで男の渋さすら覚えてしまいます。

ORANGE RANGE流のラップ調で、ボーカル3人のパートが入れ替わり聴かせるといった印象です。

曲の間奏が極端に短く、歌詞のシーン展開も息つく暇もありません。

イントロからラストまで一気に駆け抜け、安定したノリが楽しめるダンスミュージックとなっています。

それでは、「パーリィナイッ」の歌詞を余すところなく解説していきましょう！

ORANGE RANGE流のラップで、曲が静かに幕開けです。

これから開かれる今夜の宴を、今か今かと皆待ちわびています。

ともすれば、待ちきれず既に踊りだしている者もいるのでしょう。

心底から震え、体は自然と気づかないうちにグルーヴしてしまうのです。

一心不乱で、早く踊りたいという状態を表しているのではないでしょうか。

人はそれぞれ、思想や夢などそれに向かうプロセスは違って当たりまえです。

「他人と違うことを冷やかす権利は誰にもあろうはずはない」と、躊躇している者に訴えかけます。

周囲と異なることを恐れたり卑下する必要は全然ない、と伝えたいのではないでしょうか？

閉ざされた心を今夜だけは、仲間という「鍵」になり固い扉をこじ開け笑いあおうぜ！といったところでしょう。