山内惠介の「恋する街角」をカラオケで歌うコツは…？歌詞に込められた意味・収録アルバム情報も公開！

山内惠介を2017年の紅白歌合戦で知ったという人もいるのではないでしょうか。そう、『愛が信じられないなら』を男装姿のAKB48のメンバーとコラボし、熱唱した背の高い青年です。

彼は1983年福岡県生まれの34歳。 座右の銘は「和顔愛語」、「継続は力なり」。

高校一年生だった16歳の時に､初めて出場した福岡県下のカラオケ大会で、作曲家･水森英夫氏にスカウトされたことがこの世界に入るきっかけに｡

水森英夫門下といえば言わずもがな、演歌界のプリンス・氷川きよしですね。水森英夫はこうしたビジュアルが少年系の美しい演歌歌手をプロデュースするのがお上手です！

デビュー2001年4月､17歳の時でした。キャッチフレーズは「ぼくはエンカな高校生」。デビューシングルは『霧情』。意外と渋いタイトルです。

高校生でデビューしたものの、紅白歌合戦に出場するまでには15年の歳月がかかりました。

今や若手の演歌歌手と言えば、彼の名前がすぐに挙がるほどの知名度となりましたが、それまではやはり歌手として悩む時代を過ごします。

やはり大きなエポックメーキングとなったのは2011年3月11日に発生した東日本大震災。この年は、彼にとってデビュー10周年。

そんな中、慰問などで歌唱しているとき、それに意味があるのかを深く悩んだと言います。ところが、自分の歌唱に感激してくれる被災者の姿を見て、歌の力を思い知らされたと言います。

おそらくそのときから本当に歌手としての歩みが本格化したと言ってもいいでしょう。実際、彼にとって演歌は「縁歌」であり、多くの人達とのさまざまな縁によって今があると語っています。

その縁もあってか、近年では歌謡曲方面にもその音楽性を広げ、映画や舞台にも挑戦するなど、活躍も目覚ましいのです。

2008年10月1日発売された自身9枚目のシングルです。カップリング曲は『君だけさ』。

楽曲は札幌、名古屋、大阪、福岡と、名のある歓楽街4つを挙げ、夜の街角を彩る恋の歌となっているのが特徴です。夜の酒場と男と女。演歌のモチーフとしては申し分ないですね。

さらに繁華街を歌い込む部分はご当地ソングとしても成り立ちます。そう分析すると『恋する街角』も最初はおよそ演歌らしくないなどと思っていましたが、結構それらしく響いてきますね。

『恋する街角』のヒットを皮切りに、プロモーションビデオやメイキング映像などが入った『恋するDVD』ときて、

さらに『恋する街角』がバージョンアップした『恋する街角～スペシャルバージョン』を収録した『山内惠介“恋する”ベスト』をリリース。

これはまさにおきて破りの「恋する」三段跳び商法。

これだけたたみかけてこられると、大抵お腹いっぱいになるものですが、ファンは違うのですね。これだけ「恋する」を突っ込まれても、満腹にならないのです！

特にこの楽曲を含んだアルバムは、それぞれテイストが少しずつ変わっていて、まったく飽きがこないのです。彼の歌声の多様さもまた魅力。どのアルバムで彼を聞き込むか、それはあなたの自由です！

これだけのアルバムに『恋する街角』収められていますよ！すぐにでもチェックしてみてね。