BOSS BC-1X Bass Comp ベース用コンプレッサー

ライブで使えるベースエフェクターランキングTOP10の画像

BOSSのBass Comp BC-1Xは、EBSよりもアグレッシブな音作りが可能で、オーバードライブのように歪んで聞こえる音まで作れてしまいます。

THRESHOLD、RATIO、RELEASEという3つのつまみでエフェクトのかかり具合を設定するという点ではEBSよりもこちらのBC-1Xの方が一般的ですね。

出した音のレベルがメーターで表示されるので、ライブ中でも足もとを見るとエフェクトのかかり具合が視覚的に確認できてわかりやすいです。

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マルチエフェクター、その他

1台持っているだけであらゆる音作りができてしまう。それがマルチエフェクターの便利なところです。音作りもさることながら、機材の持ち運びという点でもマルチエフェクターは圧倒的にプレイヤーの負担を軽減してくれますし、接続機材が少ないという点ではライブ本番中のトラブルのリスクを最小限に抑えられるというメリットがマルチエフェクターにはあります。

ここではそんなマルチエフェクターと、あと、特定の周波数帯域をピンポイントでコントロールでき、きめ細かい音の調整が可能なグラフィック・イコライザーを紹介します。

ZOOM マルチストンプ MS-60B

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これ1台あればどんな音も作りだせてしまう!

1台で52種類ものエフェクトと6種類のアンプモデルを搭載し、同時に最大4種類のエフェクトを使用できるようプログラミングできるのが、ZOOMのマルチストンプ MS-60Bです。

AmpegやSANSAMPなど代表的なアンプモデルも搭載しているということで、プリアンプ的な使い方も一応できるようです。マルチエフェクターの場合、1つ1つのエフェクトは専用のエフェクターと比べるとどうしても荒削りになってしまうところはあるのですが、ある程度割り切ることができるのであればそれなりに使えて便利です。

たとえば、どうしてもこだわりたいエフェクターは専用のものを使って、あまり出番のない飛び道具的に使うエフェクターなどはこれ1台に任せてしまうという使い方もアリだと思います。

チューナーも搭載しているので、専用のチューナーをつなぐことも不要です。

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他のエフェクターにはないキメの細かいトーンコントロールが可能

BOSS GEB-7 Mass Equalizer

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プリアンプ系のエフェクターでもざっくり高、中、低域それぞれをブースト・カットすることはできますが、もっときめ細かくトーンの調整をしたいときに役立つのがこのBass Equalizer GEB-7です。

たとえば、ドン・シャリの音作りをするにしても、プリアンプ系のエフェクターで中域をカットすると案外広い帯域で大きくカットされたりするところですが、Bass Equalizerを使えば800Hz周辺の最もカットしたい中高域をピンポイントでカットできたりするので、より満足できる音作りが可能になります。

また、ライブハウスのホールでの音鳴りの問題で音がすごく廻ってしまう場合などは特定の周波数帯域をカットしてみると案外おさまったりすることがあるのですが、そんなトラブル時にもGEB-7があれば原因の周波数帯域だけに絞ってピンポイントでカットできるので持っていると便利なこともあります。

GEB-7をイコライジングのメインで使うのであれば、ベースアンプやプリアンプ系エフェクターのつまみは全部フラットにセッティングしておいて、GEB-7でコントロールするのもいいでしょう。

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選ぶときは自分の身体と耳で検証を

ライブで使えるベースエフェクターということで、ここまで10種類のベースエフェクターをいくつかのジャンルからチョイスして紹介してきました。 筆者の好みやプレイスタイルもおおいに影響しているため、全体的にプリアンプやオーバードライブなどの歪み系に偏った感がありますが、他にもコーラスやフランジャー、ディレイなどここでは取り上げられなかった空間系のエフェクターにも使えるものはたくさんあるので、ご自身のプレイスタイルに合わせて選んでみてください。 選ぶときはできれば自分の楽器を持って、楽器店で試奏させてもらうのがいいでしょう。

そこまではできなかったとしても、楽器店に試奏用のベースがあるはずなので、自分の楽器と同じタイプのものを借りて試奏に使わせてもらうといいでしょう。

試奏の際は、自分の狙いのエフェクターを含め同じジャンルのエフェクターをいくつかピックアップして比較しながら試奏すると、メーカーによってどんな特性の違いがあるかなどを自分の身体と耳で感じることができるので、より自分の好みに近いものが選びやすくなると思います。 試奏にでかける際にはあらかじめネットや雑誌などの情報を仕入れ、ある程度ターゲットを絞ってから行くのがおすすめです。

今はYouTubeなどでも製品のデモ演奏動画がいろいろアップされていますので、文字情報だけでなくそれらを試聴してみて気に入った音のものを選んでおくといいと思います。 ライブ演奏を盛り上げてくれる最強の味方をぜひ手に入れていきましょう!!

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