ももいろクローバーZ with セーラー5戦士【月色Chainon】歌詞の意味を解釈！その物語とは

一度味わった恐怖は簡単にはなくなってくれません。

歌詞にあるように、映画のワンシーンを見ているかのようにその光景が繰り返されるのです。

セーラー戦士たちにはセーラームーンを守るという使命があります。

その使命感と勇気を武器に、恐怖に立ち向かっていきます。

歌詞の最後の行にある「あなた」は自分自身のことです。

恐怖に怯える自分自身を抱きしめ、「大丈夫」と声をかけているのでしょう。

アニメの中でも、諦めそうになったときにもう1人の自分が現れるシーンが描かれていました。

もう1人の自分は、くじけそうになる自分を𠮟咤激励するのです。

どんな困難が待ち受けていても自分を信じて、そんなメッセージが込められているのでしょう。

「月色Chainon」の物語に結末はありません。

セーラー戦士たちの戦いに終わりがないからでしょう。

歌詞の1行目に「その物語　iumiere」とあります。

絶望から始まったこの物語が、明るい未来へ向かっていくことを表しているのでしょう。

大切な人たちを守る、そんな決意も込められています。

最後の歌詞にはこの楽曲のタイトルとなっている「月の色は～」という歌詞が書かれています。

セーラームーンがいれば幸せな世界がなくなることはない。

そんな意味が込められているのではないでしょうか。

この「月色Chainon」は、セーラー戦士たちの成長が描かれた物語です。

成長が描かれた楽曲がほかにもあるので、最後にその楽曲を紹介します。

「月色Chainon」と同じく、ももいろクローバーZが担当した主題歌「MOON PRIDE」。

この曲は戦士として目覚めたセーラー戦士たちを歌った曲です。

「さぁ、これから戦っていくよ」、そんな勢いのある楽曲となっています。

一方、「月色Chainon」はロックテイストな曲調ながらしっとりとした曲です。

戦士としていくつもの戦いを経験したセーラー戦士たち。

最初は悲しみを乗り越えるすべも、絶望から立ち直る方法も分からなかったでしょう。

困難にあうたび、もがき苦しむしかありませんでした。

しかし今の彼女たちは、悲しみを乗り越える強さを持っています。

2つの曲の歌詞を見比べてみると、その違いがよく分るでしょう。

ももいろクローバーZが初めてセーラームーンの楽曲を担当してから7年の月日が流れています。

彼女たち自身もいろんなことを経験してきました。

インタビューでも、いろんなことを経験したからこそこの歌が歌えたと語っています。

この楽曲が多くの人の心を惹きつけたのは、歌詞の素晴らしさもあるでしょう。

同時に、等身大のももいろクローバーZが歌ったから心に響きやすかったというのもあるかもしれません。

「月色Chainon」はシングルとして発売されていますが、歴代のテーマ曲も収録されています。

ももいろクローバーZが歌う歴代のテーマ曲もぜひ、チェックしてみてください。

ももいろクローバーZの楽曲が好きな人にはこちらの記事もおすすめです。

彼女たちの人気曲が紹介されています。

セーラームーンと同じく大人気のアニメ、ドラゴンボール。

ドラゴンボールの映画の曲もももいろクローバーZが担当しています。

こちらの記事では、その楽曲について紹介されています。