はぐれ者たちの脱力系ファンクポップ

【ゆるりゆらり/DENIMS】歌詞の意味を解説!アウトサイダーって何?!流れているのは自分自身!の画像

DENIMS(デニムス)の「ゆるりゆらり」はちょっぴり疲れたな~なんてときにおすすめ

タイトルどおりの心地よい脱力系ファンクポップです。作業中のBGMにもぴったりでしょう。

2017年12月にリリースされた1stフルアルバム「DENIMS」の収録曲です。

ヒップホップの打ち込みっぽいドラムに、「ドゥーワップ」というゴスペルっぽいコーラス。

新しい要素も古い雰囲気もあり、おしゃれな曲なのにいい感じでダサい歌詞になっています。

今流行りのシティポップとも言い切れない、ジャンルレスなはぐれ者たちによる独自音楽……。

そんな魅力があります。

元AWAYOKUBAの3人+1人で2012年結成!

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独自のゆる~い世界に導いてくれるDENIMS。

こんなバンドがあるなんて知らなかった!という人もいるかもしれません。

そこで、どんなバンドなのか?を軽~くご紹介しておきましょう。

4人組バンド

カマチュー:ギターボーカル
おかゆ:ギター
まっつん:ベース
えやmax:ドラム

出典: http://denim-s.jp/

DENIMSは大阪・堺出身の4ピースバンドです。

カマチュー・まっつん・えやmaxの3人はファンクバンドAWAYOKUBAのメンバーでした。

同じく4人組だったAWAYOKUBAは、キーボードのあんどうさんが脱退したことで2012年に解散

ギターのおかゆが加わり、2012年に結成されたのがDENIMSというわけです。

ほぼ前身バンドAWAYOKUBA時代からのファンもいるでしょう。

かわいいMVはこちら

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AWAYOKUBAからDENIMSへと進化して生まれた「ゆるりゆらり」。

このMVがかわいいんです。どんなMVになっているのか、さっそくチェックしてみましょう。

DENIMS/ゆるりゆらり

福岡在住のイラストレーター、トーヤメグ(Toyameg)さんによるアートワークが素敵!

キャップをかぶってスニーカーを履いた男性が椅子に座り、音楽に合わせて体を揺らしています。

その指先や左足、横顔がとくにリズムに乗っている感じです。

心地いいDENIMSの「ゆるりゆらり」を聴くとこうなっちゃうよね……というイメージそのもの。

何か変化がある?と期待しながら見た人も多いかと思われますが、最後までこのままです。

シンプルさがDENIMSらしくて、逆に期待を裏切らない……かもしれません。

MVをループして見ながら、歌詞の世界にハマっていきましょう。

歌詞を解説!迷ったときの解決方法とは?

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ループする思い

洗い流してくれ思いはループ
埃は積もって
形はいつも霧の中

出典: ゆるりゆらり/作詞:釜中健伍 作曲:釜中健伍

なぜイラスト男性の動きがループするMVになっている?という答えが歌詞の冒頭でわかります。

頭の中で繰り返してしまう思いが表現されていたわけですね。

たとえば、どうしてあのときあんなことを言ってしまったんだろう……とか。

あっちじゃなくてこっちを選択すれば良かった……など、過去の出来事を悩むときもあります。

忘れようと思っても忘れられない存在がいるのかもしれません。

そんな思いを頭の中で繰り返すと、ほこりみたいに積もって肝心なことが見えなくなるでしょう。

悩んだり迷ったりして自分を見失う……誰もが経験しがちな状況が世界観として提示されます。

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