誰にでもいる逢いたい人
また、きみに逢える日に
胸を張れるような
ぼくになってなくちゃ
出典: ウインター・ワンダーランド/作詞:天月,行方未知 作曲:本間昭光
主人公は逢いたいと思える人に逢う日まで、毎日を頑張りたいと思っているのでしょう。
彼はダラダラと時間だけが過ぎてしまうような日々を送りたくはないと思っているのです。
少しでも成長して胸を張って逢える自分になっていたいという気持ちが綴られています。
今のままの自分ではなく逢いたい人、特に恋人に誇れる自分を見せたいと考えているのです。
恋人にもっと好きになってもらいたいという可愛らしい気持ちが表現されています。
寒い季節は“オモイビトたちの季節
そうだよ ウインター
ウインター・ワンダーランド
オモイビトたちの季節
出典: ウインター・ワンダーランド/作詞:天月,行方未知 作曲:本間昭光
1年の中でも寒さが厳しく、誰かと寄り添いたい気持ちに駆られがちな冬。
一緒に暖まりたい人が思い浮かぶ方もいるでしょう。
しかし逢いたいけれど我慢を強いられる状況にある人もいると思います。
そんな方々を“オモイビト”として表現しているのでしょう。
そんな人々の気持ちに寄り添う歌詞になっています。
老若男女問わず大切な人を思い浮かべられる、心暖まる歌詞です。
あなたの“オモイビト”を思い浮かべて、今度逢える日を想いながら日々を頑張ってみましょう。
また、ここではタイトルでもある「ウインター・ワンダーランド」という言葉が登場しています。
この言葉は逢いたい人が互いに想い合う冬という季節を賛美している表現だと考えられるでしょう。
だから、「ワンダーランド」を「おとぎの国」に喩えているのです。
逢いたいのに逢えないという状況がおとぎ話のようにロマンチックだといいたいのかもしれません。
逢えない状況を前向きに捉えようとした言葉だとも考えられます。
冬の寒さが逢いたい人のことを更に大切に想わせてくれるのだといいたいのではないでしょうか。
聴き手1人1人に語りかけるウインター・ワンダーランドの“魔法”
魔法をかけてくれますように
そうだよ ウインター
ウインター・ワンダーランド
みんなに魔法を下さい
出典: ウインター・ワンダーランド/作詞:天月,行方未知 作曲:本間昭光
逢いたい相手と逢うために少しでも時間がほしい人の心に響く歌詞です。
幸せな想い出を思い浮かべて、またそんな幸せな時間が来ることを願っているのでしょう。
誰かの幸せな記憶が、誰かの勇気や誰かの希望になりますように。
「ウインター・ワンダーランドが誰かに魔法をかけてくれますように」という可愛らしい願いにも感じます。
聴き手1人1人に語りかけ、それぞれの幸せを願うこのパートが心に刺さる方も多いのではないでしょうか。
夢の中の想い出を現実にできる日まで
キャンドルライトを灯すように
想い出は今 夢の中
逢いたい人に 逢えるように
ぼくときみが笑う場所へ
出典: ウインター・ワンダーランド/作詞:天月,行方未知 作曲:本間昭光
今はロウソクの灯りのようにゆらゆらと儚い想い出を夢の中で思い出すことしかできません。
主人公はそれがもどかしく感じられるのでしょう。
もちろんそれだけでも幸せを感じることはできます。
しかしやはり逢いたい相手には、いつでも好きな時に逢いたいと思うはずです。
次逢う時には、自分と大切な人が笑いあえる場所や想い出を作れれば、という気持ちが伝わる歌詞です。
逢える時の気持ちや場所を大切にしようという相手を思いやる気持ちを感じさせてくれます。
ホッと心暖まるMVにも注目
次にご紹介するのは、「ウインター・ワンダーランド」のMVです。
“オモイビトたち”それぞれの心の隙間を少しでも埋めてくれる素敵なMVで曲ともぴったりです。
キラキラとした気持ちや少し憂鬱な気持ち、逢いたい相手に逢えた嬉しい気持ちを感じさせてくれるMVです。
最後にはホッと心が暖まるストーリー展開が待っています。