GReeeeN:
時に打ちのめされて 何度も逃げ出したくなるような日々の中
My friend いつもの君らしさは 今日で 昨日を 蹴とばし 明日へ

出典: crew/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

いつもとは違う仲間を気遣い、寄り添いたいという気持ちの後は全員のパートです。

力強い歌声と説得力のある言葉が心を救ってくれるよう。

年齢に関係なく、その人の人生の色んな場面で逃げたくなる出来事に出くわします。

子供だろうが青年だろうが大人だろうが、です。

そうやって私たちは成長してきたし、これからもそれは続いていくのでしょう。

そしてここでは「君」がそんな日々にぶち当たってしまったとしても「君らしさを思い出して」。

そんな気持ちで励ましているように感じます。

だって主人公は、「君の君らしさ」がどんなことも乗り越えて前を向けることを知っているから

早くそんな自分に気が付いて「いつもみたいに笑おうよ」。そんな心の声が聞こえてくるようです。

時に弱気になってもいいけれど

それが本当の君じゃないことはわかっているよ

HIDE:
弱気な事を言ってても 本音じゃないって知っているから

出典: crew/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

優しくHIDEが諭すように歌います。

「君」がついに主人公の前で弱音を吐いたのでしょうか。

「もうだめだ」そんないつもの「君」らしからぬ言葉だったのでしょう。

しかし主人公はそれが「君」の本心ではなく、愚痴りたいだけだという事を分かっているのです。

「君」のことを良く理解している証拠ですね。

言葉に出したことが本心ではないと見抜き、きっとそれに同調することはしません。

「君」の毒出しが終わるまで、とことん話を聞いてあげたのではないでしょうか。

そんな主人公の優しさがこの1行から伝わってきます。

また前を向いて歩きだせるさ

HIDE、navi、SOH:
いろんな後悔が 僕らを強くするだろう
あの日逃げ出した場面は 次への旅のスタート

出典: crew/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

HIDE、navi、SOHの3人でのパートです。

ここで初めて「君」がなぜいつもと違うのかのヒントが出てきました。

「後悔」です。

「君」は過ぎたことで何かしらの後悔をしているということが分かりました。

そして主人公はどこまでも前向きです。

「君」がいましている後悔も、これから先の「君に」とっては強くなるための1つの出来事。

そんな気持ちがあるのではないでしょうか。

そしてそれは「君」に限ったことではありません。

「僕ら」といっているように誰しもそうやって「後悔」から何かを学ぶということを知っています。

きっと主人公はこれまでの人生で、何度もそんな場面を乗り越えてきたのではないでしょうか。

堪えならがら、耐えながら、時に怒ったり泣いたりしながらも最終的には笑顔になってきたのです。

辛い事からは逃げたっていい。それで後悔しても、それが明日の自分を作るなら。

そんなとてつもなく前向きでド正論な気持ちに、清々しささえ感じませんか。

一人じゃないっていいもんだろう

GReeeeN:
何度も迷いながら それでも前に進もうとする君だから
My friend 一緒に悩ませてよ そしていつか 今日を笑おう

出典: crew/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

全員のパートは「仲間」そのものの絆と安心感を与えてくれます。

「君」もいつものように前に進もうという気になるのではないでしょうか。

だって「君」のそばにはこんなに素敵な仲間がいるから。

「一人じゃないんだから、一緒に悩んで考えて、答えをみつけようよ。」

そんなGReeeeNの想いを主人公が代弁しているのです。

仲間がいればどんな日々があったって最後は笑えるようになる、という希望が伝わってくるようです。

まさにGReeeeNそのものという気もしますね。

きっと彼ら自身4人がそうやって支え合ってここまで来たのでしょう。

誰かが悩んでだめになりそうになっても、他の仲間がとことんサポートしてくれる。

そんな4人の絆が、主人公と「君」を通して見えてくるようです。

強さの意味を誰より知っている僕達だから

共に闘いここまで来たことを忘れない

HIDE、navi:
足元にはくたびれている 泥だらけの靴と足跡
それが僕らを今日のここまで運んでくれた だから踏ん張れるんだね

出典: crew/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN