映画「空飛ぶタイヤ」の主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」
数え切れないほどの大ヒット作を現在も飛ばし続けているサザンオールスターズ。
今回はそんなサザンオールスターズがリリースした新作「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」について詳しく紹介します!
この曲は2018年6月15日から配信リリースされている新曲で、映画「空飛ぶタイヤ」の主題歌として起用されています。
社会で働く人の心に突き刺さるようなリアリティのある歌詞が話題をよんでおり、多くの人から共感を得ている楽曲です。
社会で生き延びるための苦悩やストレスなど、多くの社会人が抱えているネガティブな感情をサザンオールスターズらしく歌い上げています。
「空飛ぶタイヤ」のストーリーに関連した歌詞
この楽曲は「空飛ぶタイヤ」のプロデューサーである矢島孝さんからオファーを受けて作られた歌だそうです。
この楽曲の魅力をさらに知るために、ここで一旦「空飛ぶタイヤ」のストーリーについて簡単に紹介しましょう。
父親の後を継ぎ運送会社を経営する赤松徳郎は、ある日、自社のトラックがタイヤ脱落事故を起こし、死傷者を出してしまったことを知る。事故原因を一方的に整備不良とされ、「容疑者」と決め付けられた赤松は警察からの執拗な追及を受ける。さらには会社も信用を失い、倒産寸前の状態に追い込まれてしまう。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/空飛ぶタイヤ
トラックのタイヤが外れた事件により、物語は動き始めます。
単なる整備不良かと思われたこの事件ですが、原因はもっと違うところにあったのです。
あらすじの続きを見てみましょう。
しかし赤松は、事故原因は整備不良ではなく、事故を起こした車両自体に欠陥があったのではないかと考える。自社の無実を信じる赤松は家族や社員たちのために、トラックの販売元である巨大企業の自動車会社に潜む闇に戦いを挑む。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/空飛ぶタイヤ
そう、この事件の原因はトラックを販売していた自動車会社によるミスだったのです。
しかも、この自動車会社はトラックの欠陥が世間にバレることを恐れて「リコール隠し」を行っていました。
独自の調査により、リコール隠しの真実を知った主人公の赤松は自動車会社を相手に戦っていくというストーリー。
「企業が抱える闇」や「矛盾を覚えながら必死に生き抜く姿」は、まさにこの歌詞にも深くリンクしているといえるでしょう。
映画とコラボした特別映像も公開中!
現在「空飛ぶタイヤ」の映像とともにこの楽曲を楽しめる特別映像が、YouTubeで公開されています。
主演を務める長瀬智也さんや、重要な役どころを演じているディーン・フジオカさん、高橋一生さんなど、今をときめく俳優の方々が出ているムービーになっているんですよ!
これを観れば、映画や楽曲の雰囲気を掴むことができます。
素敵な映像作品になっているので、ぜひ一度チェックしてみてください。
「闘う戦士たち」への応援歌!
冒頭でも紹介したように、この曲の歌詞は社会で働いて戦っている人に向けた内容になっています。
社会という戦場に出て、日々神経をすり減らしながらも必死に頑張って働く人への応援歌ともいえるでしょう。
そんな働く人たちのことを、この楽曲では「闘う戦士」といっています。
毎日働く中でストレスが溜まっている時や納得のいかない出来事に遭遇した時、ぜひこの曲を聴いてパワーをもらってみてはいかがでしょうか。
「社会で生きていくことの大変さ」がテーマの歌詞を解説!
ということで、この歌詞の内容についてさらに詳しく見ていきましょう。
筆者の独自解説も交えながら、歌詞の持つ意味について紹介していきます!