メンバーの張織慧が歩いているのは倉敷市本町にある正式名称・倉敷川畔伝統的建造物群保存地区

今や外国人も多く訪れるメジャーな観光地です。

いったん「しまなみ海道」や黒島の短いシーンを挟みます。

次に藤原あずさが立っているのは倉敷市内にある王子が岳。

海抜235mと高い山ではないのですが、断崖絶壁があって足がすくむ場所です。

山の下に見えているのは海水浴場のある渋川海岸。

ここからは瀬戸大橋が見える絶景ポイントなので眺望を映してもよかったと思います。

同じ倉敷市内の撮影ですが張織慧と藤原あずさのツーショットはありません

伊予鉄道の尾﨑舞美と門田桃奈も別々ですが、あちらは二人のつながりをうかがわせる演出でした。

二人のシーンの間には短いカットが挟んであります。

それを考えるとこちらは完全に別のシーンとして撮影されようです。

鳴門海峡(兵庫県南あわじ市、徳島県鳴門市)

鳴門海峡を疾走するスーパージェット

短いシーンを挟んで再び大鳴門橋が登場。

磯貝花音と薮下が乗っているスーパージェット(水中翼船)は「アクアエディ」

これは鳴門港を出て海から渦潮を楽しむ「うずしおクルーズ」の観光船です。

小型水中観潮船「アクアエディ」はそのうちの1隻で、乗船には事前に予約が必要です。

撮影のために貸し切ったのでしょう。

愛知県出身の磯貝と薮下(大阪府出身)のペアです。

再びさっしーとなぁちゃんの歌に続いて瀧野由美子と来島海峡大橋のシーンでは日が暮れかかっています。

そろそろMVの終わりが近いです。

うずしお観潮船「わんだーなると」と「アクアエディ」の時刻表・運賃のご案内。世界最大級の渦潮に大接近できる、2つの観潮船の特徴もご紹介。水中も観潮できる、アクアエディの事前予約も受付中!

黒島ヴィーナスロード(岡山県瀬戸市)

砂州の上で歌う選抜メンバー

MVのフィナーレを飾るシーンは岡山県瀬戸市牛窓町の沖合にある黒島の砂州で撮影されました。

ここは黒島、中ノ小島、端ノ小島と連なる島の間が大潮の時に砂州でつながります。

島がつながるということで恋人たちに人気のスポットになっています。

ただし、砂州が現れるのはひと月に10日から15日ぐらいで、送迎の船で渡るしかありません。

16人が歌っているのは黒島と中ノ小島の間です。

このシーンの終わり近くでドローンを使って彼女たちに近づいたり遠のいたりして撮影しています。

最後のシーンは右に中ノ小島、左に黒島、その間に彼女たちのいるヴィーナスロード。

海が澄んでとてもきれいです。

MV「瀬戸の声」はSTU48デビューにふさわしいプロモーションビデオです。

それだけでなく、瀬戸内の魅力を存分に引き出した映像作品としても見ごたえがあります。

まとめ

MVを観て気づいたこと

【STU48/瀬戸内の声】MVを徹底解説!爽やかな瀬戸内の景色が最高!いざロケ地を旅してみよう!!の画像

出入りが激しいAKBグループにあって、結成して1年余りのSTU48も例外ではありません。

その意味で「瀬戸の声」の顔ぶれを見ると誕生時のSTU48を捉えた貴重な映像といえます。

ところでMVを繰り返し観て気づいたことがあります。

映像に映っている選抜メンバーのうち元メンバーは尾﨑舞美と張織慧の二人。

それぞれ松山と倉敷で撮影されています。

しかし、同じ街で別のメンバーと撮影しているのにツーショットがありません

このパターンは松山と倉敷だけなのです。

尾﨑舞美と張織慧がグループを抜けたのは2018年に入ってから。

当然ながらMVの撮影時には誰も二人の未来を知るはずがありません

単なる偶然と言い切ることもできるけど、不思議な感じがします。

MVにはAKBらしくロケ地の人たちが歌うふるさとバージョンがあります。

他にもSTU48の記事があるのでご覧ください。

もっとSTU48の楽曲が記事になりますように。

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