メンバー間の絆が強いバンド

「Ø CHOIR」 誠果への想い

UVERworld「earthy world」の意味とは?歌詞を独自解釈!ありがたい…その想いに感動の画像

UVERworldの曲にはラブソングもありますが、友情や人と人の絆を歌った曲が多数あります。

ロックバンドというとメンバー同士仲たがいして脱退したり、メンバーチェンジしたりすることがよくあります。

でも、UVERworldというグループは、ちょっと違います。

楽曲を作り上げる作業をする中で、意見の衝突はあるでしょう。

でもデビュー以来、入れ変わったメンバーはいません。

デビュー前に脱退したメンバーが1人いるのですが、それはまた後程…。

UVERworldの曲は、TAKUYA∞が作詞していますが、その歌詞にもメンバーを想う気持ちが表れています。

例えば、「Ø CHOIR」。

「Ø CHOIR」はライブでよく歌われている曲ですから、ライブに行った人は聴いたことがあると思います。

「Ø CHOIR」というタイトルは、この曲から正式メンバーとして加わった誠果に対する想いが込められています。

「CHOIR」は英語で「聖歌隊」や「合唱隊」を意味する。『Ø CHOIR』というタイトルには、本作で初めて正式メンバーとしてアルバムに名を連ねるサポートメンバーだった現サックス担当の誠果を迎えて6人編成となったUVERworldの、新たなバンドの、つまり合唱隊・聖歌隊の、新体制のスタート地点、つまりゼロ地点であるという思いが込められている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/0_CHOIR

誠果は、UVERworldデビュー前に正式メンバーから抜け、サポートメンバーというポジションでした。

その間メンバーのサポートをしながら、マニピュレーションの勉強しています。

今のUVERworldには欠かせないマニピュレーターです。

彼は、2014年に正式メンバーとして加わるまでの9年間、裏方で頑張ってきたのです。

それを知っているメンバーだからこそ、UVERworldは6人(誠果も含めた人数)と言っていたのでしょう。

正式加入以前より、TAKUYA∞は「SEIKAもUVERworldのメンバーだ」「俺たち6人の音」と言う発言をすることも多く、「6つの風」は、タイトルの通り誠果を含めた「6人」を比喩し、「BABY BORN & GO」の歌詞では「演奏者6人俺ら」と歌っており、「IDEAL REALITY」では「6人で立てた誓い」と歌っている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/UVERworld

「earthy world」  RYOHEIへの想い

UVERworld「earthy world」の意味とは?歌詞を独自解釈!ありがたい…その想いに感動の画像

UVERworldから脱退したメンバーは過去に1人だけしかいません。

SOUND極ROADから現在のバンド名に改名しデビューする際に辞めた、ボーカルただ1人です。

彼が辞めた理由もメンバーとの衝突などではなく、音楽という道から会社員という道に軌道修正したためでした。

彼は、新しい家族のために夢を諦めたのでしょうか。

いや、家族を幸せにするという新しい夢を手に入れたのです。

メンバーもそれを理解したのでしょう。

この時脱退したボーカルRYOHEIのことを歌った箇所が、今回紹介するearthy worldの中にあります。

それでは、これからその歌詞を紐解いていきます。

UVERworldは今圧倒的ヴォーカルTAKUYA∞が居ます。しかし、昔はツインヴォーカルだったんです。その人こそRYOHEIです。この2人で昔は、TAKUYA∞よりも濃いキャラクターでUVERworldを引っ張っていたようです。しかし、そのRYOHEIは現在脱退してしまいました。その理由に付いてまとめました。

語りかけるような飾らない歌詞

これから始まる彼らのストーリー

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心にある本当の気持ち 伝えるのは苦手だから
今日もちょっと 上手く話せるか分からないけど
今日は少しだけ そんな話をしよう

目一杯で生きて来たけど 振り返れば 何も無いよ
持ち金無くなったけど 歌があれば それで良かった

出典: 作詞:TAKUYA∞ 作曲:平出悟・UVERworld

TAKUYA∞が話しかけるような歌詞から始まります。

「目一杯で~」「持ち金~」は、デビュー前お金が無くても歌っていることが幸せだったことを思い出すシーン。

バイトで生活しながら、音楽を続けている人はたくさん居ますね。

バイトなので生活は苦しいです。

それでも好きなことを続けられることが喜びなのだと思います。

バンドを始める人たちは大勢いますが、その中でメジャーデビューできるバンドは、ほんの一握りです。

そして、そこから生き残るバンドは更に絞り込まれます。

UVERworldは、メジャーデビューしてから今年で13年目。

現れては消えていった多数のバンドの中で13年という長い期間ファンに支持され続けているバンドです。

ここにたどり着くまでには、紆余曲折があったはず。

どんなドラマがあったのでしょうか?

それでは、UVERworld(この頃はSOUND極ROAD)の話を聴きましょう。

支えてくれたみんなへの感謝

此処に辿り着くまでに もう本気で「ダメなのかもな…」思う日もあった
「無駄だから辞めときな」とか バカにもされたし
良い奴ばかりじゃ無い世の中で
本気でぶつかり合える メンバーに出逢えて
俺たちの馬鹿な夢に付き合ってくれる仲間たちも増えて
今は本当にこう思うんだ 振り返れば 全てがありがたい

出典: 作詞:TAKUYA∞ 作曲:平出悟・UVERworld

音楽の道で生きていきたいと言った場合、返ってくる反応は大抵それを否定する言葉です。

2行目「無駄だから~」はキツイ表現ですが、オブラートに包んで同じことを言います。

それは、その道が険しいことを知っていて、苦労させたくないという親心なのですが。

まず周りから反対され、それを振り切って続けていても、すぐに夢が叶う訳でもありません。

そして、多くの人は不安と焦燥と迷いの中で諦めていきます。

それでも夢を諦めずにいられるのは、本人の意思もありますが、仲間や支えてくれる人の存在があってこそです。

だから、今、心から「ありがたい」と言えるのでしょうね。

また、感謝を忘れない人だからこそ彼らを理解し、協力してくれる人が現れるのだと思います。