奇跡のコラボレーション。桑田佳祐とMr.Childrenの接点とは?
サザンオールスターズの桑田佳祐とMr.Childrenがコラボレーションする。1995年に発表された『奇跡の地球』は大きな話題をよび、今でも歌いつがれる名曲です。 地球の未来や現代のあり方に対して警鐘を鳴らす意味もある歌詞とともに、音楽で世界を変えるという力が宿っていた時代の曲だと考えることもできます。
サザンオールスターズと桑田佳祐
1978年に『勝手にシンドバッド』でデビューして以来、『いとしのエリー』や『真夏の果実』『涙のキッス』『TSUNAMI』など活動休止がありながらも一線をかけぬけてきたロックバンド。 ボーカルの桑田佳祐はソロとしても活動し、このMr.Childrenとのコラボレーションでは作詞を手がけています。 1988年の活動再開の『みんなのうた』からは小林武史がアレンジやプロデュースを行なっていました。
Mr.Childrenとは?
桜井和寿がボーカルのロックバンド。『innocent world』や『Tomorrow never knows』『名もなき詩』などデビュー以来名曲を生み出してきました。これまでに37枚のシングル、18枚のアルバムをリリースしています。初期は小林武史がプロデュースしていたことで有名です。
名曲『奇跡の地球』は今では入手困難
2組を引き寄せた小林武史
『奇跡の地球』にはクレジットに小林武史の名前が記載されています。2組のサポートメンバー、プロデューサーとして交友のあった小林武史によって引き合わされた共演だったのでしょう。
小林武史とは?
1990年代を代表する名プロデューサー。サザンオールスターズの『真夏の果実』などで編曲を担当。またMr.Childrenをプロデュースし、自身もMY LITTLE LOVERでメンバーとして表舞台で活躍。岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』の劇中バンドYEN TOWN BANDの曲『Swallowtail Buttefly〜あいのうた〜』を手がけるなど大活躍しました。