「不純物のない世界へと 逃げ込むのは そろそろお開きにしよう」

完全無比 不純物の無い世界へと
逃げ込むのは そろそろお開きにしよう

出典: https://twitter.com/touma012573/status/729734252892295169

いつも完璧にあろうとする人も多いのではないでしょうか。

しかし必死に完璧であろうとするのは辛いものですし、完璧すぎるのもつまらないものです。

完璧になろうと考えすぎないで素の自分を出そう」と言っているのです。

「汚れるんじゃない 深くなれ」

ひと雫 落とす黒 真っ白な心へ
汚れるんじゃない 深くなれ

出典: https://twitter.com/touma012573/status/729734252892295169

真っ白な世界に闇を認めるのは怖いものです。

黒の方が色が濃いわけですから、どんどん自分が汚れていくような気がしますよね。

しかしこの曲では、「白い世界に黒い雫を落としても、汚れるわけではなく深みが増すのだ」と言っています。

「悪を消しちゃ 裁きもない 業も情も昇華してく」

悪を消しちゃ 裁きもない
業も情も昇華してく

出典: https://twitter.com/touma012573/status/729734252892295169

ここでいう「悪」とは「弱点」や「欠点」といった意味でしょう。

何も欠点がない人間ばかりの世界は、どうでしょうか。

何事もそつなく進んでいくとは思いますが、完璧な世界はつまらないのではないでしょうか。

一人一人に弱点があるからこそ、世界は面白く、互いに影響しあって生きていけるのです。

弱点とは一つの個性にもなりうるのです。

「荒野に花 ウラミツラミ あれど咲けるは何故?」

荒野に花ウラミツラミ
あれど咲けるは何故?
悲しみさえ愛せるのよ
美しくあれ美しくあれ

出典: https://twitter.com/apronronron/status/680374045716566018

荒野に咲く花は、辛い状況に立たされた自分のことと置き換えられます。

辛い状況にありながら、不平不満を抱くこともあるかもしれませんが、それでも花を咲かせることができるのは「弱さ」をバネにすることができるからです。

この歌では荒野の花を比喩に用いながら上手に人間の心模様が表現されています。

「人は振り子 大きく振りゃ爆発する」

多情多恨の
心なれど愛しいもの
人は振り子
大きく振りゃ爆発する

出典: https://twitter.com/Superfly_words/status/803533593091809280

人の心は、「良い部分(長所)」もあれば「悪い部分(短所)」もあります。

悪い部分だけになってしまうのはもちろんダメですが、良い部分だけになってしまうのも考えものです。

人は「良い部分」と「悪い部分」が互いに影響しあってバランスをとっているので、ここでは極端に傾いてしまうのはいけない、ということを伝えたいのでしょう。

「闇を消しちゃ 光もない」

厄介ね
闇を消しちゃ 光もない

出典: https://twitter.com/Alice4MorinLIKE/status/691244427159826433

光はキラキラとしていて素敵なものですが、光が輝いていられるのは闇があるからです。

闇との対比で光は明るく見えるわけで、そもそも暗い部分がなければ光すら生まれません。

心を輝かせるためには、闇の部分も必要なのです。

「綺麗事を 振りかざすな 酸いも甘いも網羅して」