Official髭男dism「パラボラ」
カルピスウォーターCMソング
Official髭男dismが歌う「パラボラ」は2020年4月1日に配信された楽曲。
アサヒ飲料から発売されているカルピスウォーターのCMソングに起用されています。
永野芽郁さんが出演する今回のCMのテーマは「まっしろで、すすめ。」というもの。
「パラボラ」はそんなテーマにぴったりと合った、まっしろに輝く気持ちが描かれた楽曲となっています。
カルピスウォーターらしいさわやかなCMにとてもマッチしているので、ぜひCMもチェックしてみてください。
ファン歓喜のMVも登場
楽曲のダウンロード開始からしばらくして、MVが公開されました。
内容は過去のライブやヒゲダンメンバーのオフショットなどが詰め込まれたもの。
今まで彼らが歩いてきた道を振り返ることのできる仕上がりとなっています。
また、これまで公開されていなかったステージ裏の映像等も盛り込まれており、ヒゲダンの素顔を見るチャンスが盛りだくさん!
"パラボラ"とは
今回の楽曲のタイトルとなった"パラボラ"という言葉はどういう意味なのでしょうか。
"パラボラアンテナ"の略として使われることもありますが、ここでは"放物線"という意味で使われていると考えられます。
放物線といえばゆるやかなカーブが想像できるのですが、放物線を描いているものとはいったい何なのでしょうか。
楽曲の歌詞を詳しく見ながら考察していきたいと思います。
新生活の始まり
実感のわかない日々
ダンボールだらけから幕開けた日々は
想像よりも少しだけ忙しく過ぎていってる
出典: パラボラ/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
この曲の主人公である"僕"は新生活を始めたばかり。
引っ越したての荷物の山を見ながら、ここ最近の生活を振り返ります。
思っていたよりも忙しく過ごしてきた毎日。
新生活を噛みしめる間もないまま時間は過ぎていきます。
片付くことを知らない この部屋はなんだか
他の誰かの暮らしから借りてきたみたいだ
出典: パラボラ/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
未だに引っ越しでできた荷物の山は片付かないまま。
そんな光景を主人公はまるで他人事のように眺めていました。
新しい生活にまだ慣れていないのでしょう。
これまで暮らしてきた部屋とはまったく違う景色に、実感がわいていないのです。
期待と不安を織り交ぜて
まっさらなノートの上
ひと文字目を書き出すようにして
期待感と不安感が混ざったインクに浸した心で
出典: パラボラ/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
主人公の生活はこれまでと180度違うもの。
まったく知らない道を歩いていくも同然なのです。
ワクワクした気持ちと不安や恐れが、主人公の心を騒ぎ立てます。