KERENMIのプロジェクト第2弾

とあるプレイボーイの心情

KERENMI【Play the Game】歌詞解説!プレイボーイだったのに…恋の深みにハマりそう?の画像

音楽プロデューサーである蔦谷好位置。

彼がKERENMIというアーティスト名で行う音楽プロジェクトの第2弾が、2019年2月15日にリリースされました。

楽曲のタイトルは「Play the Game」、直訳すると「ゲームを遊ぶ」という意味です。

この楽曲で歌われているのはゲーム感覚で恋愛をするプレイボーイの心情

軽い気持ちで始めたゲームが楽しくて、どんどんのめり込んでしまう…。

そんな感覚を味わったことのある人は多いのではないでしょうか?

それと同じように「遊びの恋」のつもりが「本気の恋」に切り替わっていくのです。

面白いタイトルですね。

SALUとMichael Kaneko

KERENMI【Play the Game】歌詞解説!プレイボーイだったのに…恋の深みにハマりそう?の画像

「Play the Game」ではラッパーSALUシンガーソングライターMichael Kanekoが参加。

超豪華な2人のアーティストを迎え入れての楽曲制作となりました。

切れ味のあるラップとメロディアスなサビが、最後までリスナーを飽きさせません。

作曲はKERENMI、作詞はSALUとMichael Kanekoが手掛けています。

SALUが登場するMV

浮かない表情の理由

「Play the Game」のMVではSALU自身が出演。

女性とデートしながら歌っており、プレイボーイ役を演じていると思われます。

途中からはデートする女性が切り替わりました。

複数の女性と会っている様子はまさにプレイボーイ。

でも何だか浮かない顔をしています…。

そう、最初に登場した黒髪の女性が頭から離れなくて、ぼんやりとしているのです。

遊び人の自分が一人の女性のことばかり気にしてしまう。

そんな今までにない自分に気が付いていく様子がMVに映し出されているのでしょう。

では、歌詞で表現されるプレイボーイの心情にも迫っていきます。

「遊び人」だったはずなのに

愛しくてたまらない

Come on over
Let me hold ya
Your like a drug ican’t replace
Getting closer and closer but
We’ll never change our ways
Continue to play the game

出典: Play the Game/作詞:SALU,Michael Kaneko 作曲:KERENMI

美しいサビから楽曲は始まります。

和訳してみましょう。

「こっちへおいで、抱きしめさせて」

「君は薬みたいで、他の何にも代えられようがない」

「近くへ来てほしいけど、お互いの考え方はずっと変わらないでいよう」

「ゲームを続けるよ」

サビからはこのような意味が読み取れます。

愛しい想いで満ち溢れているのが伝わって、心が温かくなりますね。

主人公の男性にとって女性は欠かせない存在。

そばに居たいけど女性の自由は奪いたくない…。

とことん女性のことを思いやっているからこそ生まれる発想ではないでしょうか。

後ろめたさを感じる

止まることのない流れの中
昨夜のことを思い返す俺馬鹿
別に気にしない
誰に会っていても
どこまで行ける?
どこでやめとく

出典: Play the Game/作詞:SALU,Michael Kaneko 作曲:KERENMI

プレイボーイの主人公はいつもどおり、複数の女性と代わる代わる会っています。

でも昨晩の「とある女性」と過ごした時間を思い出してしまう…。

他の女性と会うことに後ろめたさを感じているようにも読み取れます。

今までの自分だったら気にしなかったのに、違う女性と関係を進めることに抵抗を感じているのです。

これが「遊び人」が「本気」になった瞬間なのでしょう。