クリープハイプ【大丈夫】歌詞考察！情けなくて…辛くて…誰かに「大丈夫」って言ってもらいたいあなたに…

順序を入れ替えていますがこちらは2度目のAメロより。

正直過ぎて様々な確執も生じているのでしょう。

売れているバンドへの嫉妬・やっかみをまともに受けてしまうことです。

家に帰り安全圏に入った瞬間に泣きたくなる気持ちも吐露してしまいます。

「ごめんなさい」と素直にいえない自分が情けなくて...。

表現者にとって自身の内面を見せることは避けられないのかもしれません。

実際にクリープハイプの過去の楽曲でも度々自身の弱い内面を描いてきた尾崎さん。

しかし「大丈夫」が多くのファンの心に響いてしまうのには理由があります。

「大丈夫」には尾崎さんがコンプレックスに感じている内面が顕著に表れています。

そのことを覆い隠す意味で施したであろう新しいアレンジ。

まるで輪舞（ロンド）のような軽快なリズムと演歌のような節回しがそれに当たります。

結果として包容力のある女性が私たちに「大丈夫」と優しく語りかけるように聴こえてしまうのです。

これまで聴いたことのない斬新なアレンジ。

そして思わぬ癒し効果を与えてしまった尾崎さんの歌声。

この要素が加わることで「大丈夫」はヒーリングソングとして多くのファンに愛されることになったのです。

今回はクリープハイプの「大丈夫」の歌詞を考察してみました。

初期クリープハイプ作品から通底する女性視点で優しく歌われる「大丈夫」。

実はスナックのママに愚痴を聞いてもらっていることを描いたそうです。

そこに尾崎世界観さんの内面世界が加わることで異なる物語性を帯びた楽曲。

ロックって本当に不思議ですね。

まるで尾崎さんに「大丈夫だよ」と癒されたような気がする「大丈夫」。

みなさんはどのように解釈しますか？

最後にOTOKAKE専属ライターの執筆したクリープハイプ関連記事を紹介します。

クリープハイプ初心者の方でも楽しんでいただける記事ばかりです！

尾崎さんが同年代の若者に向けて歌った「二十九、三十」は屈指の名曲として知られています。

こちらの記事ではコード譜も掲載しているのでギタリストにもおすすめです。

そういわれると声質が似ている尾崎さんとKANA-BOON谷口さん。

2人がコラボした「陽」の解説記事もおすすめです。

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尾崎さんファンは必見です！