「浅い眠り/中島みゆき」の歌詞の意味が深すぎると話題に…？！ドラマ『親愛なる者へ』主題歌【動画あり】

最近爆睡ばかりで「浅い眠り」にめったに苦しまなくなった筆者です。

本日ご紹介いたします楽曲、中島みゆきさんの「浅い眠り」は、1992年のドラマ『親愛なる者へ』の主題歌としても使用されました。

筆者生前のドラマでDVDも発売されていないため鑑賞するすべがないのですが、今回も誠実にコメントさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

しかし「生まれてなかったから」とか「中島みゆきさんのことをよく知らないから」とか、そういったこと関係なしにリスナーの心に染み入る楽曲でありましょう。

ぜひどの世代の方にも聴いていただきたい一曲です。

「浅い眠り」が収録されているのは、同年に発売された「EAST ASIA」というアルバム。タイトル曲をはじめ、「糸」や「誕生」など、中島みゆきさんの魅力をたっぷり感じることができる楽曲だらけの一枚です。

また、中島みゆきさんの名ベストアルバム「大吟醸」にも収録されていますよ。

「大吟醸」のほうは、もう名曲だらけで挙げ出したら曲目リストが出来上がってしまうので割愛！

一曲選べと言われれば、迷うところですがやはり「わかれうた」を挙げておきましょうか。

▼「わかれうた」の詳細は以下記事から併せてご覧ください。

歌ってみた動画だからってバカにしちゃあいけませんぜ。とても鍛錬されていることがすぐにわかる歌唱力です、素晴らしい。

ほかにも工藤静香さんなどのアーティストさんたちにカバーされ、愛され曲のひとつともいえましょう。

本家中島みゆきさんの楽曲は、みゆきさんにしては珍しくポップでスピード感があります。歌い方は100パーセントナチュラルで中島みゆき節なのですがね。

またPVの美麗さやゴージャス感も、「わかれうた」時代とはまた違うオトナな貫禄を楽しむことができます。

この「浅い眠り」は冒頭で述べたとおり、ドラマ『親愛なる者へ』の主題歌として使用されました。

本編を見ずして本編の内容を語るのは非常に申し訳ないのですが、せんかたなしですね…。

かつての恋人同士が二組不倫をする、いわゆる「W不倫」を描いたドラマです。ヘヴィな内容にさらにヘヴィな中島みゆきさんの楽曲が乗っかってくる…。いやぁたまらない抒情さでしたでしょうね。

ちなみに中島みゆきさんも役者として登場。やはりお好きですね、演劇。

なお、中島みゆきさんの楽曲にも「親愛なる者へ」という作品がありますが、こちらは「断崖 -親愛なる者へ-」のドラマにあわせたリメイク版です。

ちょっとややこしいですが実際に聴けばすぐ理解できますのでぜひチェックを。

それでは「浅い眠り」の歌詞をご覧いただきましょう。

歌詞が深くなるかどうかはリスナーの解釈次第というところもございますが、「よくそんな歌詞思いつくな」と感じることがいわゆる「深い」ということなのであればそうなのでしょう。

たしかに中島みゆきさんの楽曲の多くは、フレーズのひとつひとつを丁寧に見ていってもスルーしてしまう部分がほとんど見つかりません。

さっそく印象に残りまくりのフレーズでスタートします。

「寄せて返す波に」というところはそのまま海の情景を思い浮かべてもいいですし、男女の逢瀬を連想してもいいでしょう。

しかし当時のような愛の風は吹かない。つまり「会ってはみたものの、やはり昔のようにはいかない」なんていうふうにも捉えることができます。

時と距離が二人を大人にしてしまった…とでもいいましょうか。