「ONE PIECE」エンディングテーマ

タッキー&翼【未来航海】歌詞の意味を徹底解説!君と僕はいま一緒にいるのか?あの場所について紐解く!の画像

2002年にデビューしたジャニーズアイドルデュオ、タッキー&翼。

数々の名曲をリリースしていましたが、2018年に解散してしまいました。

そんなタッキー&翼が5枚目のシングルとして2005年にリリースしたのがこの「未来航海」です。

「仮面」と両A面のシングルとして発売されました。

この「未来航海」はフジテレビのアニメ「ONE PIECE」のエンディングテーマにも起用されています。

そのためこの「ONE PIECE」を思わせるような歌詞になっていることが特徴です。

「ONE PIECE」は海賊のルフィが、仲間とともに「ひとつなぎの大秘宝」をめぐって旅をするというお話。

タイトルの「航海」という言葉も「ONE PIECE」の海賊と関係があるように感じるのではないでしょうか。

実はこの歌詞の曲に出てくる人物も「ONE PIECE」に関係があるのです。

それでは、このタッキー&翼の「未来航海」の歌詞について解説していきましょう。

冒険の始まり

朝日が昇る

オレンジ色の 遠い水平線(ライン)へ
今日の風が吹く 夜明けの海渡ってく

出典: 未来航海/作詞:森本康介・田形美喜子 作曲:森本康介

歌詞の1行目からは、朝日が昇る様子がわかるのではないでしょうか。

2行目に「夜明け」という言葉があることからも、オレンジ色は朝日の色であることが推測されます。

朝日が昇ることで、今日という日が始まる、そして何か新しいことが始まっていく様子が描かれています。

また「水平線」ということで、海を船で進んでいることが表現されているのです。

「ONE PIECE」の海賊船が海の上を進むようなイメージでしょう。

歌詞の2行目の「今日の風」という言葉。

今日にしか感じられない出来事がたくさんあるということを表現しています。

昨日とは全く違う、新たな1日がここからスタートしていくのです。

止まらない気持ち

眠れないほど 明日(あす)だけ見た
あんな情熱は 誰にも止められないから

出典: 未来航海/作詞:森本康介・田形美喜子 作曲:森本康介

歌詞の1行目からはとてもワクワクしている様子がうかがえるのではないでしょうか。

明日どんなことが起こるのか、どんな出会いがあるのか。

そのようなことをずっと考えてしまい、胸が高鳴り続けているのです。

歌詞にある「見た」「あんな」という過去形になっている言葉。

船で進み続ける前に旅に出るのが楽しみで仕方なかったということが表現されているのではないでしょうか。

その気持ちはどうしようもないくらい、自分の心の中で大きくなっていたのです。

強い気持ち

壁にぶつかったとしても

希望とか 挫折とか いろいろあるけど
とりあえずゼロから昇りゃいいんだ

出典: 未来航海/作詞:森本康介・田形美喜子 作曲:森本康介

この曲は「ONE PIECE」を想像させる歌詞になっていますが、私たちの日常にも関わりのあるものです。

今何かにチャレンジしようとしている人や、新たな出発をする人に対してのメッセージでもあるのです。

これから様々なことにぶつかるかもしれない。

たとえ悪いことがあったとしても、また最初からやり直せばよいのです。

そうすることは全くかっこ悪いことではないのです。

この歌詞でとても勇気をもらえるかもしれません。

この想いが消えることはない

いつか 僕らずっと夢見てた 憧れを求めて
高く手を伸ばせば
いつも この胸に沈まない太陽を抱いて
きっと行けるさ あの場所へ

出典: 未来航海/作詞:森本康介・田形美喜子 作曲:森本康介